準決勝で因縁のライバル、マーティン・ソンカを撃破、決勝は昨年王者、パトリック・デビッドソンとの一騎打ちを制す

AIR RACE X 2026 第2戦で優勝した室屋選手 (C)AIR RACE X
7月19日(日)「AIR RACE X 2026年シリーズ」第2戦が行われ、予選から決勝トーナメントまで一瞬たりとも目が離せない展開となった。開幕戦を制した新星、昨年のシリーズ王者、そしてかつてのライバル同士の再来――4人の主役が入り乱れる中、頂点に立ったのは開幕戦3位から巻き返しを図った日本のエース、室屋義秀(LEXUS PATHFINDER AIR RACING)だった。
本リリースのポイント
- AirRaceX2026シーズン第2戦となる「RACE2」が7/19に公式YouTubeにて公開された。
- 開幕(第1戦)で惜しくも3位となった日本の室屋選手が、接戦を制して1位に返り咲きを果たした。
- 昨年年間チャンピオンのパトリック・デビッドソンは安定のフライトで2位。
- ベテランのマーティン・ソンカ選手が3位に上がり、快調をアピールした。
- 年間ランキングについても、開幕戦から大きな変化があった。

AIR RACE X 2026シリーズ第2戦結果 (C)AIR RACE X
▶第2戦の模様は公式YouTubeチャンネルからご覧いただけます。
予選|波乱を予感させる順位
予選を制したのは室屋。以下、開幕戦で初優勝を飾った新星アーロン・デリュー(オーストラリア)、ヨーロッパの強豪マーティン・ソンカ(チェコ)という結果に。開幕戦優勝の勢いそのままにシリーズ上位を狙うデリュー、そして雪辱を期す昨年王者・デビッドソンが早くも上位に顔を揃え、決勝トーナメントへの期待感を大きく高めるスタートとなった。

AIR RACE X 2026シリーズ第2戦 予選結果 (C)AIR RACE X
準決勝|王者の意地、そして因縁の一戦

AIR RACE X 2026シリーズ第2戦 準決勝組み合わせ (C)AIR RACE X
準決勝ヒートA:パトリック・デビッドソン vs アーロン・デリュー
開幕戦を制し、参戦2シーズン目にして初優勝を飾ったばかりのデリューに対し、昨年のシリーズ王者・デビッドソンが真っ向勝負を挑んだ一戦。開幕戦では三位決定戦で室屋に敗れ4位に沈んだ悔しさを晴らすべく、デビッドソンが持ち前の力量を発揮し、決勝進出。勢いに乗る新星を止めた王者の底力が光る結果となった。

AIR RACE X 2026シリーズ開幕戦を制した新星アーロン・デリュー選手 (C)AIR RACE X
準決勝ヒートB:室屋義秀 vs マーティン・ソンカ
もう一方の準決勝は、まさに因縁のカードとなった。開幕戦2位につけた実力者・ソンカは、レッドブルエアレース時代からのライバルとして室屋との対戦成績が常に注目されてきた間柄。両者譲らぬ攻防の末、僅差を制したのは室屋。かつてのライバルを下し、決勝進出を決めたことで、トーナメントのボルテージは一気に高まった。

AIR RACE X 2026シリーズ第2戦で極限の飛行をする室屋選手 (C)AIR RACE X
三位決定戦|ソンカ、意地の3位
三位決定戦に回ったのはデリューとソンカ。開幕戦躍進組同士の一戦は最後まで予断を許さない展開となったが、レッドブルエアレース時代からの経験を持つソンカが冷静なフライトで3位表彰台を獲得。デリューは4位という結果に終わったが、参戦2年目にしてすでにシリーズのキーマンとなっていることを印象付けた。

2026シーズン調子をあげてきているマーティン・ソンカ選手 (C)AIR RACE X
決勝|昨年王者との頂上決戦を制したのは室屋
そして迎えた決勝戦は、昨年のシリーズ覇者・デビッドソンと、ここまで勢いに乗る室屋の一騎打ち。まさに「新旧王者対決」とも呼べるこのカードでは、リードを続ける室屋がスモークのペナルティで1秒が加算されるも僅差で逃げ切り勝利。開幕戦3位からの見事な巻き返しで、第2戦の栄冠を手にした。

AIR RACE X 2026シリーズ第2戦 結果 (C)AIR RACE X

AIR RACE X 2026シリーズ第2戦 結果 (C)AIR RACE X
上位3選手コメント
1位|室屋義秀(日本)
開幕戦で3位という悔しい結果に終わり、タクティシャンとフライトを一から見直しました。特にゲートへの進入角度やターンの組み立て、新たに取り入れた旋回テクニックを徹底的に磨き上げたことが、今回の結果につながったと思います。
決勝は最後まで気の抜けない僅差の戦いでしたが、チームが積み重ねてきた努力が実を結び、優勝という形で結果を残すことができました。ただ、シリーズはまだ長く続きます。一つの勝利に満足することなく、さらに精度を高め、安定したパフォーマンスを発揮できるよう準備を進めていきます。

優勝した室屋選手と所属するLEXUS PATHFINDER AIR RACING (C)AIR RACE X
2位|パトリック・デビッドソン(南アフリカ)
私にとってレース2はかなりトリッキーなレースでした。私たちは速かったが、タイムのばらつきが大きく、難しいレースでした。ハードターンと大きなGが多く、ほんのわずかな要素でタイムを大幅に押し上げられたりもするのですが、このなかで常にタイムの一貫性を保つことは、少なくとも私にとっては事実上不可能でした。でも私たちは室屋選手の近くに踏みとどまることができて、よくやったと思います。今後もこのような勢いを維持できることを願うばかりです。

毎回実力を見せつける強豪、#77パトリック・デビッドソン選手 (C)AIR RACE X
3位|マーティン・ソンカ(チェコ)
今回は天候に恵まれたから気分が良かったです。
風はほぼ穏やかで、コース進入時にほんの少しの向かい風があっただけでした。でもそういった事がレースの成否を左右します。今回他のレースではあまりうまくいかなかったし、運も良くなかったけど、今回はこれですべてが変わり、結果につながったと思います。
大混戦のシリーズランキング、早くも勢力図に変化
この結果を受け、シリーズランキングにも大きな変動が生じた。
- 1位:室屋義秀 開幕戦3位から一気にシリーズトップへ浮上
- 2位:アーロン・デリュー 参戦2年目の新星、開幕戦優勝の勢い持続
- 3位:マーティン・ソンカ レッドブルエアレース時代からの実力者
- 4位:パトリック・デビッドソン 昨年のシリーズ王者、開幕戦4位から浮上できず
開幕戦終了時点の順位から大きく入れ替わる結果となり、シーズンはまさに大混戦の様相を呈している。新星の台頭、かつての王者の巻き返し、そして因縁のライバル対決――第2戦は今シーズンの行方を占う上で欠かせない一戦となった。シリーズランキング1位と2位の差はわずかに8ポイント。次戦、第3戦でどのような勢力図が描かれるのか、引き続き目が離せない。

第2戦終了時点の年間ポイントランキング (C)AIR RACE X
2026年シリーズ第3戦は8月16日(日)21時から、大会公式YouTubeチャンネルで配信予定。
AIR RACE X(エアレースエックス) とは
エアレースとは、航空機が三次元空間に設けられたコースを飛行し、スピードと精密な操縦技術を競う空のモータースポーツ。
AIR RACE Xは、その世界最高峰チャンピオンシップです。限界まで研ぎ澄まされた専用レース機を、世界トップレベルの技術を持つパイロットが操り、最高時速400km・最大重力加速度12Gという極限環境の中で、飛行タイムと操縦精度を競います。
各レースの結果に応じてポイントが付与され、シーズンを通じた総合ポイントによって年間チャンピオンが決定します。

世界から8名のトップパイロットが集結 (C)AIR RACE X
2026シーズン 全4戦 公開日程
第1戦 6/28(日)公開済 | 第2戦 7/19(日)公開済
第3戦 8/16(日) | 第4戦 9/13(日)
いずれも大会公式YouTubeチャンネルで配信
■ 公式サイト・SNS
公式サイト:https://airracex.com/ja/ (英語サイトもあり)
YouTube:https://www.youtube.com/@AIRRACEX
Instagram:https://www.instagram.com/airrace_x_
Facebook:https://www.facebook.com/airracexofficial
TikTok:https://www.tiktok.com/@airrace_x
X(旧Twitter):https://x.com/airrace_x
本リリース・取材に関するお問い合わせ
AIR RACE X 広報担当
info@airracex.com
取材・写真・動画素材のご提供については上記までお問い合わせください。
【画像・素材】
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