ジュンスは今回、アルバム収録曲13曲のうち8曲の作詞を自ら手掛けた。中でも特に思い入れのある曲として『License to love』を挙げ、「ファンの皆さんから今までもらった愛や応援に対する僕の思い、僕がファンに伝えたいことを書いた曲だから、ファンの皆さんに一番聴かせたい曲」と話す。
さらに、収録曲のうち3曲がジュンスの双子の兄ジュノの作詞による楽曲。その中で『Butterfly』の歌詞を見てびっくりしたというジュンスは、「僕とファンの皆さんのつながりや僕の思いを、第3者として表現してくれているようで、歌詞を見て癒やされました。毎回ステージで歌うたびに自分でも感動しながら歌っている曲です」とその理由を話した。
ソロアルバムに先駆け、1月にはJYJとして初リリースとなった日本シングル『WAKE ME TONIGHT』をリリースし、オリコンデイリーチャート1位、週間チャート2位を獲得している。メンバーとはチャートの結果についてお互い特に話はしなかったというが、「自分と同じくメンバーも感謝していると思うし、もっと頑張っていきたいと思っている」とメンバーの思いも代弁。
「JYJとしては、これまで日本でコンサート以外の活動は全くできませんでしたが、こうしてソロ・ツアーができるのも、JYJとしてドーム・ツアーができるのも、チャートにランクインすることも、本当に毎回奇跡だと思っています。テレビに出たりプロモーション活動をしたりもしていないのに、奇跡じゃないとあり得ないです。これは全部ファンの皆さんからの愛(のおかげ)じゃないかと思っています。だからこそ、もっと前に進んでいくしかないという気持ちです」と真摯な思いを語った。そして、「日本で、普通に日本語で歌ったシングルやアルバムを出して、普通に番組に出たり、プロモーション活動をしたり……特別なことがしたいわけじゃなくて、他のアーティストと同じ条件で活動したいだけです。そういう気持ちです」と、今後の日本活動に対する率直な胸の内も明かした。