次期ドーハ大会公式スローガン「The Games We Live For」と新エンブレムを発表

2026年10月4日に開催された、第20回アジア競技大会(愛知・名古屋2026)の閉会式において、カタールはアジア・オリンピック評議会(OCA)旗を受け取りました。これにより、2030年の第21回アジア競技大会開催都市であるドーハへの引き継ぎが完了しました。この旗の引き継ぎ式(フラッグハンドオーバー)に合わせ、ドーハ2030は新たな大会エンブレムとスローガン「The Games We Live For」を発表しました。




このフラッグハンドオーバーは、2006年にカタールがドーハで初めてアジア競技大会を開催してから20年を経て、カタールが次期開催国としての歩みを正式に開始したことを示すものです。

式典では、カタール国首相兼外務大臣のムハンマド・ビン・アブドルラフマン・アール・サーニ閣下がカタールを代表し、アジア・オリンピック評議会会長であるジョアン・ビン・ハマド・アール・サーニ閣下からOCA旗を受け取りました。

続いて首相は、カタール・オリンピック委員会事務局長のジャシム・ビン・ラシド・アル・ブエナイン閣下に旗を手渡しました。同事務局長はフラッグハンドオーバーに続くドーハ2030に関するアーティスティック・プレゼンテーションに向けて、オリンピックおよびアジア競技大会のチャンピオンであるムタズ・エサ・バルシム選手へと旗を託しました。

式典では、ドーハ2030の新たなエンブレムとスローガン「The Games We Live For」が公開されました。これらは、2030年に向けてカタールがアジア各国を迎え入れる準備を進めていく上での、今後の活動全体の基本方針となるものです。

このスローガンは、アスリート、人々、そして国家の「夢」を中心に据えています。すべてのアスリートが夢を抱いて大会に臨み、すべての参加国・地域がそれぞれの希望と大志を携え、彼らを支えるファン、家族、コミュニティもその旅路の一部となります。ドーハ2030は、これらひとつひとつの夢を束ね、共有されるものへと昇華させます。それは、アスリートが何年もかけて目指す瞬間であり、ファンや家族が彼らとともに体験する瞬間であり、そして次の世代を奮い立たせる瞬間です。

新たなドーハ2030のエンブレムは、アジア競技大会の結束の象徴であるOCAの太陽のシンボルを「DOHA」の文字の「O」の中に配置し、アジア競技大会を象徴的に都市の中心に据えています。この太陽は光と志、そしてアスリートや各国・地域が大会にもたらす夢を表しています。このアイデンティティは、カタールの伝統に根ざしながら、未来と次世代を見据えたものです。

旗の引き渡しに続き、アーティスティック・プレゼンテーションは短編映像作品「The Games We Live For」で幕を開けました。この映像は、スポーツに意味をもたらす人々の心が動く瞬間―アスリートが目指す瞬間、家族やファンが分かち合う瞬間、コミュニティが共に体験する瞬間、そして次世代にインスピレーションを与える瞬間―をたたえるものです。この映像は、「スポーツの中には、ほんの一瞬で過ぎ去る瞬間がある。そして、生涯心に残り続ける瞬間もある」というひとつのメッセージに基づいて制作されています。映像は、ドーハ2030のスローガンである「The Games We Live For」で締めくくられます。

続いてパフォーマンスは「旧友の帰還」をテーマに展開しました。ここでは旗が物語を導く縦糸となり、かつて訪れたことのある、なじみ深い都市へと戻る旧友のように、旗が名古屋からドーハへと旅を続けます。

ムタズ・バルシム選手はカタールの選手団と合流したのち、旗をスタジアムの中央へと移動しました。これにより旗は公式な式典から、トレーニングを重ね、競技に挑み、大会に命を吹き込むスポーツコミュニティの手へと引き渡されました。その後、パフォーマンスはカタールのスポーツの記憶をたどり、現在の引き継ぎとドーハ2006の記憶を再び結びつけました。

このアーティスティックな場面では、馬と騎手が登場することでドーハ2006の記憶が再現されました。これは2006年アジア競技大会の開会式で行われた馬に乗って聖火を運ぶ場面を想起させるものであり、そのスポーツの記憶を次の新たな章へと継承するものです。

カタールの馬術選手であるジャシム・アル・クワリ選手がスタジアム内でバルシム選手から旗を受け取った後、旅は映像の世界を通じて西のドーハへと続いていきました。

映像は、歓喜に沸く人々の中を運ばれた旗が「3-2-1 カタール・オリンピック・スポーツ博物館」へと運び込まれる場面で幕を閉じ、ドーハ2006、愛知・名古屋2026、そしてドーハ2030をつなぎました。旗が、ドーハへ。ここからドーハ2030への旅が始まります。

カタール・オリンピック委員会事務局長のジャシム・ビン・ラシド・アル・ブエナイン閣下は、次のように述べています。
「名古屋でアジア競技大会の旗を受け取ったことは、カタールにとって誇りある瞬間であり、アジア全体のスポーツコミュニティにとっても重要な瞬間です。温かい歓迎と、アジア大陸各地のアスリートや国・地域と分かち合った、大会を成功に導いた精神に対し、愛知・名古屋の皆様に心より感謝申し上げます。旗がドーハへと託された今、私たちは2030年に向かう旅の中で、アジア・オリンピック評議会、各国・地域のオリンピック委員会、そしてアジア全域のパートナーの皆様と緊密に連携していくことを楽しみにしています」

ドーハ2030アジア競技大会組織委員会CEOのアハマド・アブドゥラ・アル・ブエナイン博士は、次のように述べています。 「このフラッグハンドオーバーは、新たな旅の始まりを告げるものです。カタールが次期開催国としての責任を担うにあたり、ドーハ2030およびスローガン『The Games We Live For』を発表できることを大変誇りに思います。今後4年間、アジアの参加国・地域をドーハへ温かく迎える準備を進める中で、私たちはアジア・オリンピック評議会、各国・地域のオリンピック委員会、アスリート、そしてアジア全域のパートナーの皆様と緊密に連携してまいります」

ドーハ2030フラッグハンドオーバーは、愛知・名古屋2026閉会式チームとの協力のもと、カタール・オリンピック委員会によって企画・制作されました。この演出は、スタジアムでのライブパフォーマンス、シネマチックなストーリーテリング、デジタル映像、そして視覚効果を融合させ、カタールのスポーツの歴史と2030年に向けた旅路を結びつけました。

【編集者向け注記】
- 第21回アジア競技大会は、2030年にドーハで開催されます。
- ドーハは2006年にもアジア競技大会を開催しています。
- ドーハ2030のフラッグハンドオーバーは、2026年10月4日に行われた愛知・名古屋2026アジア競技大会の閉会式内で実施されました。
- アーティスティック・プレゼンテーションには、短編映像『The Games We Live For』および『旧友の帰還(The Return of an Old Friend)』が含まれ、ドーハ2006、愛知・名古屋2026、そしてドーハ2030への旅路を結びつけました。
- 「The Games We Live For」は、ドーハ2030の公式スローガンです。アスリート、人々、そして各国・地域の夢と、アジアをひとつにする共有されたスポーツの瞬間を中心に据えて構築されています。
- ドーハ2030の新たなエンブレムは、OCAの象徴である太陽を「DOHA」の「O」の中に配置することで、アジア競技大会を象徴的にドーハの中心に位置づけています。
- 参考情報:ドーハ2030のエンブレム、キャンペーン素材、ならびに式典の写真・映像素材は、こちらのリンクよりダウンロードいただけます。

企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ