イベントの多い年の瀬は、デートに飲み会、パーティーと、いつも以上に人と一緒に食事をする機会が多くなりますね。

食事中の振る舞いは、意外と人から見られているもの。マナーに気を配るだけでなく、美しく食事ができる女性になりたいものです。

ちょっとしたポイントを意識することで、振る舞いが格段に美しくなる方法をご紹介します。

1.食事中は脇をしめておく

食事中は、脇をしめておきましょう。フォーク、ナイフを使う、器を持ち上げるなどする際、両脇をガバッとひらいていると、豪快で、だらしのない印象を与えます。

両隣りに人が座っている場合も、脇をしめておけば、何かの拍子に人にひじをぶつけてしまう、といった事故も防げます。

2.和食器の上げ下げは、両手で行う

洋食のお皿は手に持って食べるということはありませんが、和食は、小皿や小鉢を手で持って食べても可。このときの器の上げ下げは、両手で行いましょう。片手で持ち上げると、ガサツな印象を与えます。

両手で器を持ち上げてから、左手に持ち替え、右手で箸をとります。

ただし、手の平より大きな皿(焼き魚の皿、天ぷらの盛り皿など)は、手に持って食べるということはしません。

3.四指をピタッと閉じておく

グラスを持ち上げる、器に左手を添えるなどの所作は、人差し指から小指までの4本の指を閉じておきます。閉じておいたほうが、指が長く美しく見えます。

四指を開いたままのしぐさは、豪快で女性らしさに欠けてしまいます。

4.割り箸の美しい割り方をマスターする

割り箸を割る際、縦にパッカーン!と割っていませんか?

割り箸を割るときは、箸を横向きに持ちます。お膳の高さで構えたら、左手で箸の下側を、右手で箸の上側を持ち、静かに、上下に割ります。木のささくれができてしまっても、箸どうしをこすりあわせるなどの動作はしないようにしましょう。

巻き紙が巻かれている場合は、破らず、横にずらして外します。

箸袋がある場合、食べ終えた後に使用済の箸を収め、箸袋の先を下向きに折り曲げておきます。