今現在「次の池」だと感じているところはなんですか?

――では、今現在「次の池」だと感じているところはなんですか?

歌広場:未成年ですね!

――それはそういう名前のグループなどではなく、本来の意味での?

歌広場:はい! 未成年です! 中でもティーン以下、特に13歳以下の子たちに注目しています。

こういうことを言うと、「犯罪だよね」とか茶化されるんですけど、違うんです。世の中が「イケメン」と騒ぎ出す頃にはもう遅いんです。じゃあどこまで早く行けるのかということを考えた結果、その境地にたどりついたんです。

イケメンの子役はイケメンでなくてはいけない

――な、なるほど……?

歌広場:イケメンという言葉が世の中に認知されて、20年近く経過しています。もう当たり前のように、イケメンを主役にした映画、ドラマがたくさんでていますよね。はい、ここが基本です。そんなイケメン過多時代、主役のイケメン俳優の「少年期」を演じる子役が必要になってきます。イケメンの子役はイケメンでなくてはいけない。

――それは理解できます。

歌広場:今、イケメン役者さんの幼少期を演じることのできる子役が少ないんです。その結果、いろんな作品で同じ子が出ているわけで、それがもうトピックになってるんです。

「めざましテレビ」でも紹介させてもらった荒木飛羽くんも、いろんなイケメン俳優さんの子供時代を演じていることで話題にもなりましたが、逆なんです。他には、翔くんという子にも注目しています。

――翔さんはSNS上で「天使のような美貌」と話題になりましたね。

志水透哉くんはまさにイケメンすぎる子役!

歌広場:あとは……、すみません、ちょっと待ってくださいスマートフォンにメモがあるんで……。

――おお、噂の「イケメンメモ」(※歌広場さんはスマートフォンのメモ帳に膨大なイケメン情報を蓄積しており、たまにTwitterにスクリーンショットを投下しています)を見てらっしゃる。

歌広場:志水透哉くんです。この子は2011年生まれ、7歳です。もうすでにHey! Say! JUMPの山田涼介くんやKis-My-Ft2の玉森裕太くん、DISH//の北村匠海くんの演じる役の幼少期時代を担当しているんです。まさにイケメンすぎる子役!

この子は、ストーリー的にもナイスな背景を持っていて。透哉くんのお母さんのママ友のお子さんと一緒に、オーディション会場に行ったら受かっちゃったという。「持ってる」子ですね!

――勉強になります。

歌広場:あと注目しているのは、トランプ大統領のご子息のバロン君です。トランプ大統領は子供が何人もいますが、バロン君を推す理由としては、ファースト・サンであることにつきますね。「アメリカ大統領の息子」という存在はこの50年以上いなかったんです。 まずそこに注目せざるを得ませんね。

それに、この美少年が、果たしてトランプ大統領のような風貌になっていくのか、何十年先が楽しみですよね……。

良いイケメンというのは、「イケメンと呼ばれなくなったイケメン」

――話が壮大になってきましたね。最後に、「Medery.」は、色々なイケメンを愛でるサイトなんです。イケメンを愛する読者に向けて一言お願いします!

歌広場:イケメンを愛でる人たち……(※しばし考え込む)。例えば「推しは今推せ!」みたいな、そういう人が喜んでくれそうな言葉をいうこともできるんですけども。でもそれは違うような気がして。うーん……。

良いイケメンというのは、「イケメンと呼ばれなくなったイケメン」なんですね。かつて「イケメン」と呼ばれていて、今は言われなくなった人たちを、再びイケメンと呼ぶブームが近い内にくると思うんです。

――さきほどの「未成年」とは対極の発想ですね。まさにゆりかごから墓場まで、イケメンを推していこうという心意気でしょうか。

歌広場:今年ブームになったドラマ『おっさんずラブ』は、その先鞭をつけたのではないかと。つまり、皆がキャーキャー言うような人じゃない人に、キャーキャー言うべきなんですよ!

――なるほど、今日は本当にありがとうございました!