体育教師とピュアなヤンキーの恋模様を描くドラマ『佐原先生と土岐くん』が、MBSドラマ枠「ドラマシャワー」にて11月30日より放送がスタート(毎週木曜深夜放送)。
爽やかイケメン体育教師の佐原一狼役を岐洲匠が、そんな佐原に恋心を抱くピュアなヤンキー土岐奏役をダンス&ボーカルグループWATWINGのメンバーでもある八村倫太郎が演じる。
「好き」という想いに正直で、真っ直ぐ過ぎる土岐と、そんな土岐を優しく見守りつつも、過去の想いを引きづってしまっている佐原の恋の行方は、もどかしくもありながらキュンも詰め込まれた物語。演じる上で大切にしていたことや、お互いの印象、それぞれの恋愛観など、たっぷりと語ってもらった。
最初の印象は「怖いな、この人」
――お互いが共演相手と知ったときはどんな印象でしたか。
岐洲:僕は嫌でしたね(笑)。キャスト表の倫太郎の写真が、WATWINGのときのキメキメの金髪のもので。「怖いな、この人」って思って、すごく不安でした。
だから実際に会ったときはめっちゃホッとしました。肩にグッと力が入った状態で「緊張しています。よろしくお願いします」って言われて、「これは大丈夫だ」と。楽になりましたし、次に会えるのが楽しみになっていました。
八村:うれしい(笑)。僕は、名前は知っていて。
岐洲:(漢字が)読めなかったでしょう?
八村:読めますよ。
岐洲:そうだ。頭がいいから。
八村:ちょっとね(笑)。けど、年齢が2個上で、役者としての経験は自分より豊富で。考えてみると自分を守っていたのかなと思うんですけど、比べてしまって「僕で大丈夫かな?」という気持ちはありました。
W主演ですし、佐原と土岐はお互いに想い合うような関係性ですし、信頼関係を築くことが大切だとわかっていたので、「いかにしてこの人と仲良くすればいいんだろう?」と考えました。会ったこともなかったので、考えても仕方がないことだったんですけど(苦笑)。
――実際に会ったときはどうでしたか。
八村:衣装合わせのときだったんですけど、僕はドラマに出ることも久しぶりで、主演というのも肩の荷が重くて、周りには大人がいっぱいいるし、怖くてめっちゃ緊張をしていて。正直、その日のことは何も覚えていないんです。
でもその翌日にビジュアル撮影があって、2日連続で会えたんです。だから「よし、今日こそはいっぱいしゃべろう!」と思って現場に行ったら、匠くんのほうが僕よりおしゃべりだったという(笑)。なのでそこからはもう掛け算になって、その日は一日中話をしていました。好きなアニメのキャラとかも一緒で、「僕ら、バイブス合いますね」って。
岐洲:懐かしいね。