櫻井佑樹(劇団EXILE)と髙松アロハ(超特急)がW主演を務めるドラマ『4月の東京は…』が、MBSドラマ枠「ドラマシャワー」にて6月15日から放送される(毎週木曜深夜放送)。
中学時代の親友で、お互いに初めての相手だった滝沢和真(櫻井)と石原蓮(髙松)は、10年ぶりに同じ会社の同僚として再会。喜ぶ和真に対して、どこかそっけない態度の蓮だったが、二人は再び関係を持つようになる。ただ蓮は和真に何かを隠していて……。
初恋の相手との再会から始まる物語なのだが、二人が10年前に別れることになった真相や、会社で起こるある事件など、ラブストーリー以外にも展開が気になるハラハラドキドキする要素もあり、見どころ満載の本作。
ともに今回が初の主演作となり、BL作品にも初挑戦となった櫻井と髙松に、役作りに対する想いや、お互いの印象、見どころの一つとなるベッドシーンでのこだわりなど、和気あいあいとした雰囲気の中で語ってもらった。
「やってやろう!」って心に火がついた
――お二人にとって本作は“初主演作”となりますが、出演が決まったときの心境を教えてください。
櫻井:主演という立場で作品に携わらせていただけることに、とてもうれしい気持ちでした。不安よりもワクワクが大きくて「やってやろう!」って心に火がついたような感じでした。
髙松:僕は逆に不安の方が大きかったです。もちろん“主演”と聞いたときはとてもうれしかったのですが、僕は演技経験も少ないですし、細かな技術とかも身に付いていないところに、急に主演を務めさせて頂くことになったので。正直、怖かったです。「僕に務まるのかな?」と。
原作を読んだときも、(演じる石原蓮の)キャラクターが僕とは全然違う人だったのでもっと不安になってしまって。1日中、考え込んでしまうこともありました。
――どなたかに相談はされましたか。
髙松:(髙松が所属するボーイズグループの)超特急のメンバーには演技経験がある人も多いので、メンバーに聞いたりもしました。タクヤくん(草川拓弥)には「ト書きにとらわれなくても大丈夫。役に入り込んだら泣けるよ」など、細かいところもいろいろと教えてもらいました。
――タクヤさん、いいお兄さんですね。
髙松:お兄さんしてくれました(笑)。頼れる兄貴です。
――櫻井さんはどなたかに相談することはありましたか。
櫻井:僕はそういう意味で言うと監督になると思います。これは僕ら二人ともですけど、本読みの段階から監督とはたくさん話をさせていただきました。
自分の中で作ってきた“滝沢和真像”と、監督がこうしてほしいというものを、本読みから合わせていって、撮影現場では理想の“滝沢和真”が作れたように思います。監督と一緒に和真を突き詰めていった感覚があります。