――ジェミン役を通じてアピールしたいポイントは?
グァンス「歌やラップ、ダンスはもちろん完璧にうまくやります。改めて役作りをしながら前回細かくできなかった部分を探している最中なので、それをバッチリ表現したいな。1回だけ観ると、目にバーンと入ってくるシーンはおそらく葬式のシーンやセヒの元に戻るシーンだと思う。でも、実は、ジェミンは痛みや悩みを自分の中だけで抱えているキャラクターなので、そこをうまく表現するので、注目してほしいです」
ゴニル「歌手よりも、もう少し俳優に近いイメージを印象付けたいですね。日本では超新星というグループで歌手活動をしているし、音楽はもちろん好き。だけど、演技もとてもやりたくて俳優業への意欲があるんです」
――自分の演技に点数をつけるとしたら?
グァンス「え~、70点!(笑) これまでに20回ほど公演をしたけど、自分が見つけたジェミンという役柄のいろいろな部分を、芝居としてまだ完成できていないんです。今回は4回の出演だけですが、1回ごとに7~8点をプラスして、千秋楽では100点のお芝居を見せたいです!」
ゴニル「100点満点だとして……45点!? 演技については、ワインのように時間が経つほどに成熟する、演技をする時間が多いほど成長すると考えています。一朝一夕でどうにかなるものではない。僕は大学の演劇学科出身で、演技に格別の愛情を持っています。でも、実際に台詞を読んだり、舞台に立って観客の前で演技したりする時間は少なかったから、自分の演技に高得点をつけるのは難しいです。もっと経験を積んで自分の演技に自信を持てるようになったとき、演技力というよりは、どれぐらい作品に集中できたかという部分で点数をつけられるような気がします」