大相撲力士はカッコよくて、かわいい! そう思いながら大相撲を楽しんでいるスー女は、私だけではないでしょう。
まだ大相撲を見たことがない方、ちょっと気になっている方に、大相撲の魅力を伝えたい。まずは「大相撲の入口」に立ってほしい。
そんな思いで、気軽な感覚で読める「イケメン力士」を切り口にした記事を書きたいと思います。
私の独断と偏見で、U30の若手イケメン関取(地位が「十両」以上の力士)を3〜5人取り上げる本企画、今回は「時津風一門に所属する関取」に限定します。
※大相撲力士は全員、相撲部屋に所属しています。現在46の部屋があり(2019年1月19日時点)、どの部屋も「一門」と呼ばれるグループに所属しなければなりません。一門は「時津風一門」「出羽海一門」「高砂一門」「伊勢ヶ濱一門」「二所ノ関一門」の5つ。各一門を1本の記事でご紹介していきます。
和な雰囲気が素敵。「ネガティブ関取」としても知られる正代関
<冬巡業@熊谷市>お客様との握手会。正代と埼玉県出身の阿炎。#sumo #相撲 pic.twitter.com/uBj9YF858N
— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) 2018年12月20日
熊本県宇土市出身の正代関は、熊本農業高校から大学相撲の強豪校・東京農業大学へ進学しました。大学2年次に個人戦で優勝し、学生横綱に輝いています。
大学卒業後に名門・時津風部屋(他にも豊山関という若手のかわいい系関取がいます)へ入門し、初土俵から11場所で新入幕という、記録的なスピード出世で注目されてきました。
緊張して臨んだという十両昇進時の会見では、記者から今後対戦したい相手を聞かれたとき、「全然ない。できれば誰とも当たりたくない……」と即答し、「ネガティブ関取」としても注目を集めることに。
184cm、165kgの恵まれた体は柔らかく、土俵際で粘りのある動きをするとき、会場はどっと沸きます。右4つに組むと強さを発揮する正代関、お相撲さん然とした和な佇まいも心をつかみます。
現役関取として「メガネベストドレッサー」を受賞する日も近い!? 錦木関
<二日目の様子>錦木の仕切り。#sumo #相撲 pic.twitter.com/AQVAJKoAUC
— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) 2019年1月14日
平成31年1月場所では鶴竜関に豪栄道関、栃ノ心関と1横綱2大関を撃破した、今とても勢いのある若手力士のひとりです。
昨年9月場所から勝ち越しが続き、ファンの間でも「明らかに強くなっている」と言及されるように。10月末、約6年半交際した7歳上の一般女性と結婚したことも、パワーの源になっているのかもしれません。
普段はメガネをかけている錦木関は、メガネがあってもなくても、どこか粋な空気が漂う力士。和装もとてもよく似合います。
中学卒業後、伊勢ノ海部屋に入門し、今年でキャリア13年。力強い攻め、冷静な振る舞いも見どころです。