コミュニケーション能力も低下する!?
スマホから勝手に流れてくる動画や音楽を見たり聞いたりするのは、受動的な行為ですよね。コミュニケーションは能動的にこちらからも何かを発信しなければ成り立ちませんが、幼い頃から、自分から何かを発信する癖がなければ、他人との接し方がわからなくなり、集団生活でも孤立してしまう可能性だってあります。
赤ちゃんや子どもにとっては、母親や父親などの身近な人とのコミュニケーションをしっかり取り、信頼関係を築いていくことが、今後の人生においても役立ちます。大切な子どもの将来の芽を摘んでしまわないようにしたいですよね。
視力も低下してしまいます
さらに、スマホやタブレットから発せられるブルーライトも、赤ちゃんや子どもの目にとっては刺激が強く、視力低下の原因になります。30分以上連続して見る環境が習慣化していると、視力も低下しやすくなってしまうので注意しましょう。
ママもスマホには注意しておきたい!
ここまで赤ちゃんのスマホ中毒について紹介してきましたが、この問題はただ単純に赤ちゃんにスマホを与えなければいいということでもありません。
育児をするのにスマホが必須道具になっているということは、それだけママにとっても離せないものだということですよね。授乳中や移動中など、ママがスマホに夢中になってしまい、子どもの目を見ていないという状況になっていませんか? ママが夢中になっているものは、子どもだって気になってしまいます。生活には必要不可欠なスマホですが、その使い方には注意したいですね。
いかがでしたか? 人の脳の発達には人との触れ合いが必要だという意見もあります。特に赤ちゃんの成長には、ママとの触れ合いが大切です。スマホを片手にあやしたり、授乳したり、コミュニケーションの方法としてスマホを取り入れるというのは、やめたほうがいいかもしれません。
今の生活の中で、スマホを全く使わないというのは現実的ではないかもしれません。スマホは便利な道具ですが、その使い方次第では大切な子どもの成長や発達を妨げかねないということも頭に入れておきたいですね。