「おかずの素」をつくりおき!
下ごしらえして冷蔵庫に入れておけば、そのままお皿に盛って、塩やしょうゆで食べることも、煮たり焼いたりのアレンジを加えて変身させることも自在。
そんなストック食材のひとつ「鯛の昆布締め」とそのアレンジレシピを、人気料理家・山脇りこさんの著書『ていねいに仕込んで食べる 一週間のつくりおき』からご紹介します。
鯛の昆布締め
昆布締めは、刺身の水分が適度に抜け、うまみが出ておいしくなる一石二鳥の保存方法。1日~2日おいたところがベストです。鯛のほかにも、白身の魚全般におすすめ。
材料/作りやすい分量
・鯛(刺身用のさく)……200g
・だし昆布または、日高昆布(刺身の大きさに合わせる)……2枚
作り方
1. 昆布は酒少々(分量外)でしめらせたキッチンペーパーなどで表面をさっと拭く。
2. 鯛を昆布の間にはさむ。空気に触れて乾燥しないようにラップでしっかり包んで冷蔵庫で1~2日昆布締めにする。
保存:冷蔵庫で3日。
あれも、これも、昆布締めに!
鯛など白身の魚はもちろん、チーズや野菜の昆布締めもおすすめです。たとえば、カマンベールチーズ。ホールのまま、上下を少しつぶすようにして、昆布にはさみます。冷蔵庫で2~3日おくと、味わいの違うチーズに。間に桜の花の塩漬けを入れても。安価なカマンベールも生まれ変わります。
アスパラガスやにんじんも、さっとゆでて昆布に挟んでおくと、贅沢な1品に。昆布をお皿にして、そのままテーブルへどうぞ。
関連記事