「叱らない子育て」は、放任主義のススメではない!
勘違いを生みがちですが、「叱らない子育て」論が伝えるべきことの本質は、決して「叱らない」ことでも、「子どもが何をしても許す」と言った放任主義を勧めているわけでもありません。
耳触りのいいキャッチフレーズを、親の都合のいいように解釈してしまうのは、とても危険なことだと思います。
子どもを叱るのはとてもエネルギーの要ることです。ですからできるだけ叱りたくないと言う気持ちもわかります。
でも、かけたエネルギーは必ず子どもにとってプラスになってかえってきます。
親が真剣に叱ってくれたことを感謝する日が必ずくるでしょう。
いかがですか?
子どもを叱るというのは、教えることだと筆者は考えています。
「褒める」のも「叱る」のも、子どもが社会に出た時に困らないようにルールやマナーを教え、身に付けさせるための手段なのです。
本来なら幼児期に身に付けておくべきことが、まったく身に付いていないとすれば、子どもは将来どれだけ苦労することになるでしょうか?
必要な時には、どうか手を抜かずにしっかり叱って、大切なことを教えてあげてください。
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