――本のタイトルのように、“億万長者”になれますか(笑)。

松林:実は、このタイトルはやめてほしいと何度も言ったんですが、結局これになりまして……(苦笑)。

あえてわたしが言うとしたら、プログラミングによって論理的思考が身につけば、ビジネスを起こした際に生かせるかもしれません。

もちろん、運や出会いもありますが、そういった億万長者への道が開けるかもしれない。

21世紀のテクノロジーだらけの世界では、どんな業種でもどんな企業でもコンピューターを使った情報処理が絡んできています。

プログラマーになる必要はないけれど、読み書きレベルの教養として、概念を理解しておかないと、億万長者どころか起業もできないかもしれません。

後編はこちら:親は苦手でも大丈夫! 「プログラミング教育」上達のコツやおすすめ教材を専門家に聞いた(ハピママ*) 

『子どもを億万長者にしたければプログラミングの基礎を教えなさい』
松林 弘治 (著)KADOKAWA/メディアファクトリー (2015/2/20)

子ども向けプログラミング教育が注目されている背景から、プログラミング教育のメリット、さらに家庭で手軽にできるプログラミング的思考、入門向け言語までを網羅した1冊。著者の松林弘治氏は『インスタグラム』の日本語化などに携わったフリーのエンジニア。小学2年生の娘とともに様々なプログラミング教育を実践している。

 

編集/ライター。パソコン週刊誌に15年ほど在籍後、フリーに。デジタル全般から、ゲーム、教育、グルメ、ホビー、文具まで幅広く探索中。デジタルネイティブな男子の母でもある。http://izumi-aikawa.strikingly.com/

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