作品数が多すぎて、どれから観ればいいのか迷う人たちへ

大森 『アベンジャーズ』をまず観て、かっこいいと思った気になるヒーロー作品を次に観てほしい

アベンジャーズ/ インフィニティ・ウォー』 MovieNEX(4,200円+税) 好評発売中 デジタル配信中 © 2018 MARVEL

大森 僕はマーベルの原作のコミックをまだちゃんと読んだことはないけど、好きなキャラクターを調べて、原作ではこうだったけど、映画ではこんな風に描かれているんだ、こんなアレンジされてるんだって発見してくのも面白いだろうなって思う。

それこそスパイダーマンなんて最初のサム・ライミ監督の作品(0207)では腕に糸を発射する機器なんかつけてないのに、『アベンジャーズ』のスパイダーマンはつけていたりして、そういう細かいところもついついチェックしちゃう。

でも、涼ちゃん(藤澤)が言うように、『アベンジャーズ』を観て気になったヒーローを深掘りしていくのがいちばん面白い見方だと思う。

スポーツでもそうじゃない? この人、気になるな~みたいなところから最終的には競技自体にハマっていくけれど、それと同じですよ。

それに、マーベルは作品数がすごくあるので、ヒーローひとりひとりの作品を1から観るのはけっこう気合がいる。

だから、まずは自分の好きなヒーローを見つけて、その人を深掘りしていく見方が結局、いちばん近道なんじゃないかな。

そうすれば、結局、全作品を観ちゃうから()

藤澤 単作の作品同士が絶妙にリンクしているのが面白い

藤澤 単作の作品同士が絶妙にリンクしているのが面白いよね。それぞれ違うキャラクターの作品なのに、ベースのストーリーやエピソードが繋がっているから、余計にほかの作品も観たくなる。

大森 この世界観は新しかったよね。

藤澤 最初はそういうものじゃないと思っていたからさ、途中で人物や物語のリンクが見えて来て、“こんな世界の構成になってるのか!!”ってことが分かって、その繋がりもすごく面白いと思うようになった。

マーベル作品を途中から観るのはダメ!?

大森 大丈夫です。1作品観たら、結局、すべて観ることになるのです(笑)。

――でも、マーベル作品を途中から観るのはダメなんじゃないかと思っている人もいるんじゃないですか?

大森 はいはい、確かに確かに。でも大丈夫です。1作品観たら、結局、すべて観ることになるのです(笑)。

ほかの4人 (爆笑)

大森 結局ね。

髙野 しかも一度観たのに、また同じものを観ることになる(笑)。

大森 どこから観始めるかだけの違いで、結局はすべて観ることになるからね。

若井 まあ、そうなるだろうね(笑)。

大森 (みんなに同意を求めるように)でも、そうじゃん! 『アベンジャーズ』しか観てない人が友だちからそれ以前の話を聞いたら、“え?”って気になっちゃうじゃない。

だから、結局観る。どこから観ても、すべて観ると思います。

大森 『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(18)はみんなで観に行きました

――メンバー全員で観たこともあるんですか?

大森 『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(18)はみんなで観に行きましたね。

藤澤 僕と元貴が初めふたりで観に行って……

大森 で、「これはみんなで観た方がいい!!」と言って5人でもう一度行ったんだよね。だから、ぼくらは内容を知っていて、

あとの3人がどんなリアクションをするのかを観察しながら映画を観ていた()

藤澤 あと10分したらやばいシーンになるぞ!って思いながらね(笑)。

大森 綾華(山中)なんか、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』が初めて観るマーベル作品だったので、ロキ(マイティ・ソーの義兄弟で宿敵/トム・ヒドルストン)が死んじゃっても驚かないんですよ。

ロキ『アベンジャーズ/ インフィニティ・ウォー』 MovieNEX(4,200円+税) 好評発売中 デジタル配信中 © 2018 MARVEL 

そうすると、こっちは“オマエ、何で驚かないんだよ!! あのロキが死んだんだよっ!”みたいな気持ちになる()

山中 最初すぎてリアクションできなかったんですよ!()

大森 でも、そこで綾華は“えっ、ロキってどういう風に登場していたんだろう?”って深掘りしたくなるという。

山中 で、実際、前の作品に戻って観ました(笑)。

大森 みんなで観に行くと、ここで、ほかの人はどういうリアクションをするんだろう?というのが分かって面白いよね。

藤澤 特に『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』はテンポがすごく速いから圧倒されっ放しになる(笑)。

若井 しかも“えっ、この終わり方でいいの?”ってなるしね

藤澤 そうそう! 観に行った映画館でも、知らない人同士が「うわ~っ」って声を上げてたよね。

髙野 そうだったね。

藤澤 館内でみんなすごい声を上げていて、それがとても印象に残ってるな。

――そういう周りの興奮した空気を感じられるのも、映画館で映画を観る楽しさのひとつですよね。

Mrs. GREEN APPLEの5人の話を聞いて、マーベル作品に対する興味がさらに強くなったのでは?

彼らが挙げたタイトルを事前に観て学習しておけば、『キャプテン・マーベル』(3月15日公開)と『アベンジャーズ/エンドゲーム』(4月26日公開)の面白さも倍増するはずです。

なお、Mrs. GREEN APPLEとしては、ニューシングル『ロマンチシズム』が4月3日(水)にリリース!

今作は資生堂SEA BREEZE CMソングに決定し、さらに、3月15日()から先行配信も決定!!

こちらもぜひチェックしてほしい。

2015年7月にメジャーデビューした5人組ポップロックバンド。Vo./Gt.大森元貴が作詞・作曲・編曲まで楽曲にまつわる全てを担当。2018年4月に3rdアルバム「ENSEMBLE」をリリースし、オリコン初登場3位を記録。アルバムを引っさげての全国ツアーは全会場即日ソールドアウト(約5万人を動員)。圧倒的な成長スピードで進化を続ける新世代バンド。

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