いよいよ10年にわたるアベンジャーズの物語の集大成『アベンジャーズ/エンドゲーム』が2019年4月26日(金)公開。
そしてアベンジャーズ誕生前を描く『キャプテン・マーベル』が2019年3月15日(金)に公開されます。
昨年世界を震撼させた『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』のおさらいをしながら、『エンドゲーム』に向けて『キャプテン・マーベル』で注目しておきたいポイントを見ていきましょう。
※本記事は『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』を含むマーベル・シネマティック・ユニバース過去作のネタバレを含みます。
キャプテン・マーベルこそ救世主!?
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』は、6つすべて手に入れると、指を鳴らすほどの一瞬で全宇宙の半分の生命を滅ぼすほどの力を手に入れられる「インフィニティ・ストーン」を巡り、アベンジャーズを中心としたヒーロー達が、最凶最悪の敵サノスと戦った物語。
アベンジャーズは、サノスの圧倒的なパワーの前になすすべなく、サノスによって全世界の生命の半分が消滅。
それによってヒーローたちも半分以上が姿を消すという前代未聞の結末を迎えました。
全員いたのに勝てなかったサノスに対し、『エンドゲーム』では半分以下の人員で戦わなければならないのです。
現在生存が確認されているのは、アイアンマン、ソー、キャプテン・アメリカ、ハルク、ブラックウィドウ、ウォーマシン、ロケット、ネビュラの8人。
そして、『エンドゲーム』の予告編に登場したホークアイと、アントマンを含めると10人。
このほかに生き残っているのが確認できている主要なキャラクターは、ワカンダの戦士であるオコエや、エムバクだけです。
この絶望的な状況で唯一の希望と思えるのが、ニック・フューリーが消滅直前にポケベルで呼ばれたキャラクター、キャプテン・マーベルです。
マーベル初の女性単独主演を果たすキャプテン・マーベルは、まだ多くの謎に包まれているものの、憔悴しきったアベンジャーズメンバーたちの救世主となる“11人目”のヒーローとして注目を集めています。
もっとも、キャプテン・マーベルすら消滅してしまっている可能性も否定できませんが…
1. キャプテン・マーベル、誰?
キャプテン・マーベルが『エンドゲーム』のキーパーソンになるとして、気になるのは彼女の能力です。
2019年3月15日(金)公開の『キャプテン・マーベル』では、彼女がいかにヒーローになったのか、どんな人物でどんな能力を持っているのかが描かれます。
舞台は1990年代。
ニック・フューリーがアベンジャーズを結成する前の物語です。
主人公キャプテン・マーベルは、驚異的なパワーをもっているが、過去の記憶を失っており、身に覚えのない“記憶”のフラッシュバックに常に悩まされているというミステリアスなキャラクター。
その“記憶”に隠された秘密を追うという物語なのですが、その過程で彼女の能力が分かることになりそうです。
コミックによればキャプテン・マーベルは非常に強いパワーを持っており、「彼女の登場でMCUのパワーバランスが崩れる」と言われるほど。
彼女のパワーがサノスを倒す鍵になるのか、『キャプテン・マーベル』でしっかり把握しておきたいところです。