洗濯物の仕分けをします

 広いお部屋で仕分けましょう。 分け方は、たとえば、

「白いものはこっち、黒いものはこっち、色物はこっち」 とか

「汚れのひどいものはここ、汚れの軽いものはここ」 とか

「上着はこっち、下着はこっち、靴下はここ、タオルはここ」 と言う風に分けていきます。

子どもはジッとしているのが苦手ですから、部屋いっぱい使って、どんどん動き回らせると飽きずにやってくれます。

どのコーナーにどの洗濯物を置くかをわかりやすくするために、カードを用意するといいでしょう。

たとえば、色物を分けるための白や黒や色のカード、所有者を分けるためのパパやママや子どもの絵のカード、種類を分けるための下着や靴下やシャツといった衣類の絵カードなどです。 このカードを各コーナーに置いて、仕分けをさせていくのです。 

洗濯物を干します

洗濯物がたくさんあって、何回かに分ける時は、子どもにどうしてこの順番で洗うのか説明してあげるといいですね。 

「これはね、乾くのが遅いから、先にお洗濯するのよ。 早く干したら長い時間ほせるでしょ」 「これはね、汚れがひどいから一番後にするわね」などと。

洗濯がすめば、まず濡れて丸まっている洗濯物をひろげましょう。 小さなものは子どもにさせましょう。洗濯物のしわ伸ばしは、腕のストレッチ運動になります。 

タオルなど引っ張っても大丈夫なものは、子どもと引っ張り合いっこをするとか、どちらが早くしわ伸ばしができるか子どもと競争するなど、遊びを入れて楽しみましょう。 子どもは、濡れて重いもの、濡れても軽いもの、よく伸びるもの、あまり伸びないものなど様々なことを学びます。

また、「ママが干すから、ママの言うのを渡してね。パパの青い縦縞シャツを取って」「次は○○君の黄色と白の横縞シャツとって」という風に、様々な表現を使いながら指示していくと、言葉や表現力の学習になります。