皆さんは、「シャトレーゼ」のスイーツ、好きですか?
シャトレーゼは、山梨県甲府市に本社がある食品メーカー。全国各地に菓子専門店を約520店舗展開していて、小さな子どもから大人まで、誰もが楽しめるスイーツを販売しています。
テレビCMなどの派手な広告展開は行われていないので、毎週のように通うファンがいる一方、「看板は見かけるけど店を訪ねたことはない」という人や、存在自体をよく知らない人も、意外といるのでは?
実はシャトレーゼのスイーツは、どれもリーズナブルなのに、南アルプス・白州の名水、契約農家から仕入れた新鮮な牛乳や卵を使うなど素材にこだわっていて、かなりクオリティが高いんです。
しかも、生ケーキから焼き菓子、アイス、和菓子、パン、ワインまで種類豊富で、どれを買うか迷ってしまうほど。
そこで今回は、シャトレーゼ広報に、数ある商品の中でも特におすすめの品ベスト5を教えていただきました。実際に食べてみたライターのレポートとともに、ランキング形式でご紹介します!
5位:チョコバッキー バニラ
おすすめランキング5位は、アイスバー「チョコバッキー バニラ」。2018年3月1日に登場した、まだ新しい商品です。
シャトレーゼファンの間でも人気の高い品で、新発売から2019年2月28日までの1年間で2,100万本(チョコバッキーシリーズ全品の合計販売数)を売り上げたとのこと。
バニラ味の他に、チョコ、イタリアンマロン、完熟バナナもあり。価格は1本60円、6本入りで280円です(バニラ、チョコの価格)。
バニラアイスの中にチョコがランダムにあしらわれていて、パリッ、パキッ、パリパリ、ときにはゴロッと…かじるたびにチョコの食感が変化するのが最大の特長。この独特の食感が楽しい上に、ミルク風味のまろやかなアイスとチョコのバランスがちょうどよく、一度味わうとクセになります。
今回、筆者は6本入りの袋を入手。1日1本ずつ大事に食べるつもりだったのですが、ついついあと1本…もう1本だけ…とお替わりを繰り返し、結局2日間で全部食べてしまいました。
ちなみに、広報によると、実は開発当初は、チョコを均一に入れた、どこをかじってもパリッとした食感のアイスバーを目指していたそう。
ところが試作を進めてみると、冷えて固まってしまうチョコの性質などにより苦戦。最終的に、アイスの中に不均一に層状にチョコを入れる発想に辿り着いたといいます。
最初からユニークな食感を狙っていたわけではなく、偶然も重なって試行錯誤の末に生まれたのですね。ヒット商品のちょっと意外な開発秘話でした。
4位:北海道十勝産小豆の特盛り餡どら焼き
おまんじゅうやお団子など、和菓子も充実しているシャトレーゼ。
どら焼きは7種類あるのですが、中でも広報が「まず食べていただきたい」とおすすめする商品が、こちらの「北海道十勝産小豆の特盛り餡どら焼き」です。
ぱくっと一口かじりついてみて、まず感じたのが生地のおいしさ。ふっくらしっとりした、厚みのある和風パンケーキのような食感で、はちみつの香りが食欲をそそります。そのまま食べても十分楽しめそう。
生地の中には、たーっぷりの粒あんが!北海道十勝産の小豆を、雑味のない白州名水で炊き上げているため、ほどよい甘さの中に自然な小豆の風味が感じられ、粒のホクホク感が残っていて食べごたえがあります。
朝食に食べるのもいいかもしれません。1個100円というお手ごろ価格もうれしい限り。