長男のアレルギーをきっかけに料理を始め、オーガニック食品による無添加手作りを実践している料理家の宮川順子さん。
著書『料理嫌いだった私が「365日×15年」毎日台所に立ち続けた理由』から、<炊飯器で作る絶品手作りハム>のレシピをご紹介します。
パサつかずに仕上げるコツ!
炊飯器の「保温」を使って簡単に手作りできます。添加物の多い肉の加工品も、自宅で作れば、安心です! 残ったハムは保存時も漬け込み液に入れたほうがパサつきません。また、漬け込み液はスープとして大変おいしく使えます。
■ 材料(作りやすい分量)
豚ロース肉塊…0.8~1㎏
塩…肉重量の1%程度
A:漬け込み液(デコクション)
水…500㎖
塩…6g (塩分濃度1.2%)
お好みのハーブ…(粒こしょう、ローリエ、ローズマ リー、タイムなど)各適量
たこひも…適当な長さ
■ 作り方
1. 豚肉をたこ糸できつめに縛って塩をすり込み、30分程度置く。出てきた水分をふき取る。
2. Aの材料を混ぜ、塩が溶けにくければ火にかけて溶かす。
3. 密閉袋に1と2を入れて空気を抜き、最低5~6時間、できれば12時間程度冷蔵庫で漬け込む。
4. 炊飯器に3とかぶる程度の水を入れてふたを閉め、「保温」にセットして6~7時間保温する。
5. 袋から出し、ひもを外して切り分ける。厚切りにしてハムステーキにしてもよい。
<西京味噌ホワイトソースで絶品シチュー! レシピはこちら>
料理嫌いだった私が「365日×15年」毎日台所に立ち続けた理由
子どもを守るために、バブルOLがド根性母ちゃんへ変身!
人気料理家・宮川順子の涙と笑いの15年レシピエッセイ。
料理を楽しむコツがたくさん詰まった、ずっと持ち続けていたい一冊です。
<コンテンツ>
・家庭料理の一番のコツは「頑張らない」
・調理は「煮る」と「焼く」ができればいい
・食材の「旬」と「産地」を考える
・料理は献立が8割、「おいしい」は2割
・汁物は毎日3回あっていい
・毎食手作りのタイムマネジメント
…etc.