長男のアレルギーをきっかけに料理を始め、“無添加手作りごはん”を実践している料理家の宮川順子さん。著書『料理嫌いだった私が「365日×15年」毎日台所に立ち続けた理由』から、この季節あまりがちな「白菜」が驚くほどカンタンにおいしくなるレシピをご紹介!
白菜のたいたん
<Point>
白菜を切ってゆっくりと蒸し煮にするだけで、信じられないほどの甘味とうま味が! だしなし、手間なしの、奇跡のおばんざい! しょうがや豚肉を加えるとメイン料理にもなります。
■材料(3~4人分)
白菜…半個(ミニ白菜なら1個)
ごま油…大さじ2
A
日本酒…50㎖
水…50㎖
B
薄口醤油…大さじ2~3
塩…少々
C
花かつお…適量
すりごま…適量
■作り方
1. 白菜は白いところと葉に分け、白いほうは4~5㎝長さのそぎ切りに、葉は6~7㎝長さに切る。
2. 深めのフライパン(または大きめの鍋)を温めてごま油を入れ、白い部分を入れてさっくりかき混ぜ、全体にごま油をなじませる。
3. Aを加えてふたをし、極弱火に落として15分ほど度煮る。
4. ふたを取って葉を加え、一混ぜしたらBを加えて味を調え、器に盛ってCをふる。
料理嫌いだった私が「365日×15年」毎日台所に立ち続けた理由
子どもを守るために、バブルOLがド根性母ちゃんへ変身!
人気料理家・宮川順子の涙と笑いの15年レシピエッセイ。
料理を楽しむコツがたくさん詰まった、ずっと持ち続けていたい一冊です。
<コンテンツ>
・家庭料理の一番のコツは「頑張らない」
・調理は「煮る」と「焼く」ができればいい
・食材の「旬」と「産地」を考える
・料理は献立が8割、「おいしい」は2割
・汁物は毎日3回あっていい
・毎食手作りのタイムマネジメント
…etc.