Hananoki@Plus
素材から自家製の安心餃子をどうぞ
バカうま餃子(野菜) 380円(5個)
シャキシャキとした歯応えが楽しめるように野菜は大切り。肉汁たっぷりの肉餃子もある。
皮 パリパリ・・●・・もちもち
具 野菜多め●・・・・肉多め
汁感 少・・・●・多
バカうまラーメン(中) 750円
サラッとしていながらコクがある和風豚骨醤油ラーメン。味がしみた煮玉子も絶品。
ヘルシー餃子といえば「Hananoki@Plus」も外せない。ラーメンや餃子などを提供する地元の人気店「花の季」の系列店だが、こちらでは「土からテーブルまで」のコンセプトのもとに、野菜や小麦を自家栽培し、それらを素材に使用している(端境期は除く)。
「餃子にも、収穫した野菜を使っています。夏場のインゲンなど、独特の食感と風味でとてもおいしいですよ」と店長の齋藤未樹さん。体にやさしい料理で元気になってほしい。そんな思いで作られた餃子は、本当の「おいしさ」とは何かを教えてくれる。
<DATA>
栃木県宇都宮市駅前通り1-5-9
028(643)8749
11:30~23:00、日曜・連休最終日11:30~21:00、第4日曜11:30~20:30
無休
24席
禁煙
カード不可
予約不可
目安~1000円
JR宇都宮駅より徒歩約2分
[その他メニュー]チャーシュー麺1100円、ワンタン麺850円、皿ワンタン450円
遼順茶楼 東口店
祖母の思いが詰まった味わい多彩な餃子
〈宇都宮餃子会加盟店〉
貴妃餃子(5個) 980円(税別)
ニンジンとほうれん草を練り込んだあざやかな色が目を引く。カニ、ホタテなど具も贅沢。
皮 パリパリ・・・・●もちもち
具 野菜多め・・・●・肉多め
汁感 少・・・●・多
ニラエビ卵餃子(5個) 380円(税別)
ニラの風味とエビの食感が楽しめる茹で餃子。中国の家庭の味をそのまま伝えてくれる。
宇都宮駅東口のほか郊外にも支店を構える本格中華料理店。メニューには看板の四川料理や火鍋のほか、焼き、蒸し、茹でなど多彩な餃子が並んでいる。
「ウチの餃子はお祖母ちゃんが中国で作っていた餃子がルーツです」と語るのは店主・古月東さんだ。祖母は戦前、中国で生まれ、戦後も長く遼寧省撫順市で暮らした。1987年、中国残留邦人帰国事業で帰国。縁あって、息子家族と一緒に宇都宮に居を構えた。息子さん、つまり古月さんの父親が本場仕込みの中国料理を目玉に開いたのが「遼順茶楼」である。
「中国では餃子は団らんの象徴です。めでたい時には家族みんなで餃子を食べて、余ると隣近所におすそ分け。店を始めた頃にはお祖母ちゃんが餃子を作っていました」
中国東北部の郷土料理である「ニラエビ卵餃子」などオーソドックスなものから、3色の皮が色あざやかな「貴妃餃子」といった斬新な餃子までラインナップは多彩。そこには店主の夢も見え隠れする。
「餃子を看板に、将来は東京にも出店できたらうれしいですね」
目を輝かせて語るその表情に、祖母に寄せる温かな思いを見た。
<DATA>
栃木県宇都宮市東宿郷2-10-12
028(638)8869
11:30~14:30(LO14:00)/17:30~22:00
第3水曜休
180席
喫煙可
カード可
予約可
昼目安1000円~/夜目安2000円~
JR宇都宮駅より徒歩約4分
[その他メニュー]チャーシューメン750円、サンラータンメン900円、マーボー豆腐600円、エビチリ700円
宇都宮餃子History
元々、宇都宮では餃子が人気食だった。その理由として、戦後、中国からの引揚者が現地で覚えた餃子を売り出したのが広まったという説がある。
ブレイクしたのは平成に入ってから。宇都宮市が餃子消費量日本一であることに着目した市職員有志が、餃子による町おこしを着想したのがきっかけだ。
「宇都宮餃子会」が設立され、TV番組にも取り上げられて大ブレイク。「宇都宮餃子」は商標登録され、JR宇都宮駅前には「餃子像」も建てられた。
※昼のみ、夜のみのメニューを掲載している場合もあります。詳しくはお店へお問い合わせください。
※本記事に掲載されている情報は、2015年9月~10月の取材時のものです。配信後にやむを得ない事情により、掲載内容が変更になる場合もございます。あらかじめご了承ください。
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