オープニング映像の続きとなる可愛らしいブリッジ映像で空気を一変。日本最新曲『HAPPY DAYS』と、『イェッポ』というポップチューンで会場にハッピーをばらまき、“可愛い子を探そう”と会場を見渡すメンバーに沸く会場。ゴンチャンがサンドゥルのほっぺをツンツン……と、可愛いふたりのワチャワチャぶりに会場の興奮は加速するばかりだった。
後半のMCではちょっとしたハプニングも。夢の話で盛り上がるサンドゥル。夢中で話すサンドゥルの振り上げた腕が、ジニョンにまさかのヒット。マイクを歯にぶつけたジニョン。ゴンチャンが心配そうにジニョンの口元をのぞきこむ……と、こんな様子にもファンはノックアウト。そこでゴンチャンがひとこと「安心してください! 歯があります」。“とにかく明るいゴンチャン”に会場も大爆笑だった。
そして、韓国の音楽番組で8冠に輝き名実ともにトップアーティストの仲間入りを果たすきっかけとなったヒット曲『LONELY』や、日本初アルバム(2012年)のリード曲『Beautiful Lie』と、思い出深い楽曲を歌い、ファンと思い出を共有すると、終演の足音が聞こえてきた。
メンバーそれぞれがライブを振り返り、ファンへ感謝と愛情を伝えた。「僕、頼みたいことがあります」と切り出したゴンチャンは、「BANAとB1A4は、歌手とファンだけど、今日から友達。歌手とファンは距離が遠いけど、友達はちょっと近いでしょ?」と微笑む。「BANAヤ~」と親しみを込めて会場に呼びかければ、「ゴンチャナ~」と歓声が飛ぶ。「今日からもよろしくね! 友達~」と言うと、温かな雰囲気に包まれた。
そして、「僕は永遠にオッパになりたい」というシヌゥは、優しい眼差しをたたえながら「BANAがいるからB1A4がいます。これが重要なこと」と、冒頭の映像のヒントを。バロも「誰かのために一生懸命に準備して、こうして舞台に立てることが幸せ」と満たされた思いを噛み締めているようだ。
「本当にすごく幸せでした」としみじみと語るジニョンは、「新しく心に刻んだことがある」という。「(今年は)去年のプレシャーを忘れて、大切な人たちと大切な瞬間を逃さないで楽しみたい」と心の内を明かし、「BANAと一緒にいる瞬間が本当に楽しい。これが本当に大切な瞬間です。今日だけでなく、これからも大切な一緒に瞬間をたくさん作っていきましょう」と、気持ちも新たに呼びかけた。もちろん、「愛してる」という言葉も忘れなかった。
サンドゥルも「みなさんに本当の気持ちを伝えたい、共感したいと思ってステージに立っています。いつもそばにいてくれてありがとうございます」とファンに感謝。ちなみに、メンバーそれぞれがコメントの後に、指をクロスさせてハートを作ってみせる仕草に、黄色い悲鳴も止まらなかった。