iKON 左からBOBBY、ドンヒョク、ユニョン、ジュネ、ジナン、チャヌ、B.I

この約5か月間の出来事が走馬灯のように頭をよぎり、辿り着いたのが目の前にある「今」だった。「Are you ready Tokyo? Make some noise~!」というB.Iの雄叫びと火薬のけたたましい爆発音が響き渡ると、『RHYTHM TA REMIX (Rock Ver.)』で公演がスタートした。

メンバーとiKONICのエネルギーがひとつになり、早くも会場が興奮の坩堝(るつぼ)と化すなか、『DUMB & DUMBER』『SINOSIJAK』とアッパーチューンの曲を畳み掛け、彼らの真骨頂ともいえる力強いパフォーマンスで観客を魅了した。

「雰囲気がいいですね!」(ユニョン)とメンバーも圧倒されるほどの熱気に包まれる会場を見渡しながら、「iKONの初コンサートなので楽しんで遊びましょう!」(B.I)、「みなさんのおかげでこんな大きな会場でiKONの単独コンサートができます!」(ジュネ)とメンバーたちは感慨深げに挨拶。

「準備できましたかー? よし行くぞ! どこまでもiKONICと一緒なら、行くぞ!」とノリノリのBOBBYが叫ぶと、「ここにいない、B.Iくんのステージです」(ジナン)とメンバーたちがボイスパーカッションに合わせてイントロ部分を歌って次曲へ誘導。iKONの前身TEAM Bの頃にひとりのラッパーとしてB.IとBOBBYがチャレンジした人気ラップバトル番組『SHOW ME THE MONEY3』でそれぞれが見せたソロ曲『BE I』『GO』と、ユニット曲『ANTHEM』を披露し、ラップラインの実力をまずは存分に見せつけた。

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