iKON 左からドンヒョク、チャヌ、ジナン、B.I、ジュネ、BOBBY、ユニョン

BIGBANGらを擁するYGエンターテインメントが放つ大型新人として大注目を浴びるなか、今年1月に日本デビューを果たした7人組のダンス&ボーカルグループiKON(アイコン)。デビュー直後にもかかわらず全国5都市14公演の全国アリーナツアー「iKONCERT 2016 SHOWTIME TOUR IN JAPAN」を開催。2月15日・16日には、多くの海外アーティストの歴史を塗り替える新たな記録として、日本デビューから最速となる武道館ライブを行った。

日本デビューアルバム『WELCOME BACK』を引っさげた今回のツアーは、すべての作詞作曲に参加しているリーダーのB.Iと、YGの名プロデューサー陣TEDDY、CHOICE37、KUSH、G-DRAGON等が作り出した楽曲は言わずもがな、クールなだけでなく、まだ平均年齢19歳のグループらしい瑞々しさや大胆さなどなど、等身大の魅力も堪能できるステージに仕上がっていた。

そして、初となるコンサートツアーということで、何より意味深かったのは、iKONが結成されるまでの道のりのなかで生まれたストーリーのある楽曲を通して、メンバーとiKONIC(iKONのファン)が、再会を喜び、絆を確かめ合い、これからを誓う時間となったことだった。

フォトギャラリー【画像】iKONの武道館ライブの写真を一覧で見る
  • iKON B.I(ビーアイ)@日本武道館
  • iKON BOBBY(バビ)@日本武道館
  • iKON JINHWAN(ジナン)@日本武道館
  • iKON DONGHYUK(ドンヒョク)@日本武道館
  • iKON CHANWOO(チャヌ)@日本武道館

2月16日公演。最新曲『DUMB & DUMBER』のミュージックビデオがスクリーンに流れると、照明が落ちた会場に真っ赤なKONBAT(iKON公式ペンライト)が激しく揺れ動き、iKONICの掛け声も次第に勢い増して大きくなる。透けた幕越しに見えるステージにはリフターの上で、幕が開けるのを待ち構える7人の姿。

サイレン音が鳴るなか、舞台後方のメインスクリーンに映し出される日付タイマーが、進んでは止まる。クローズアップされた日付は、韓国正式デビュー前にWARM-UP SINGLE『MY TYPE』がリリースされた9月15日、韓国デビューコンサートが行われた10月3日、韓国にて1stフルアルバムが発売された12月24日、日本デビューを果たした1月13日、iKONCERT 2016 SHOWTIME TOUR IN SEOUL開催の1月30日・31日――。

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