さて、先ほど準備していた鮪の赤身の登場です。生と漬けの両方で食べ比べです。

蒲田初音鮨 鮪

そうそう、ここで初音鮨さんの食べ方の流儀と、自ら“変態”と称する大将たる所以を説明しておきます。

蒲田初音鮨 鮪

こちら初音鮨さんでは、大将から手渡しでにぎりを渡されます。

蒲田初音鮨 にぎりを受け取る練習

それを人差し指で受け、親指と中指で両脇から支えて首を返して舌の上にネタが着地するように口に放りこみます。口を大きく開けて、ちょっと顎が上がった状態がベストです。

そして5秒間待ちます。噛んではいけません。口の中で魚のエキスが出てきて唾液と混じり、丁度良い温度で美味しさを味わうというわけです。早く食べたいという衝動に駆られてもじっと5秒間は耐えなくてはいけないのが、初音鮨での流儀です。

ネタの温度、口の中で旨みを感じる温度、漬け醤油の温度、ネタを並べる大皿の温度、そして食べるタイミングまでをが計算しつくされた、自称“変態寿司おやじ”の究極の美味しさを提供する趣向とあいなります。

蒲田初音鮨 鮪


というわけで、こちらも流儀通り、赤身と赤身漬けを頂きます。

そして山梨の復活させた蔵のお酒、旦(だん)を合わせて。。

初音鮨 旦

赤身の酸味とだんの酸味が丁度いい具合に調和します。合わせるとたまりませんね。
そうそう、ここで女将さんの卸してくれるわさびは甘味が感じられて美味しいんです。

初音鮨 女将


何故か不思議と大将のより美味しいんですよ。(大将には内緒にしておいて下さい。笑)

中トロにいきましょう。

蒲田初音鮨 鮪

こちらも生と漬けの両方です。中トロが漬けだなんて! こんな贅沢許されるのでしょうか…。

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