君と私のメッセージを使う

「●●(子どもの名前)は失敗したって言うけど、そうかな? ママには前よりもずっと上手にできた風に見えるよ」というように、意識して子どもの名前と自分という主語を、子どもにかける言葉の中にいれてみましょう。

上っ面ではなく、ちゃんと君のことを見ているよ、というメッセージはいくら送っても送りすぎということはないのです。

間接的にほめる

子どもに聞こえるところで、誰かとの会話で子どものことをほめる「間接的ほめ効果」もあなどれません。

たとえばパパが帰ってきたら、子どもが学校でした”いいこと”を大きな声で話してみるのです。子どもの気分も自尊心も、グンと上昇します。

親も自分をほめよう

育児は「育自」でもある、と友田さんは本書の中で書いています。子どもを育てながら、自分も育てていく、育っていくために欠かせない栄養素は、人からほめられること。他人からほめられるのを待つのではなく、まず自分が自分をほめてあげるのです。

自分をほめてあげる時は、子どもに対してと同じで、どんな小さなことでも大きくほめてあげましょうね。

自分が自分を認められるようになると、ストレスやプレッシャーへの耐性もだんだんついてくるようです。

自分をほめる日記、ほめ日記も効果的です。ほめ日記については、こちらの記事も参考にしてくださいね。