達成感を味わわせていないケース

人は達成感や成功体験がないと次への意欲が湧かないものです。子どもに最初だけやらせて、最後は親がやってしまうといつまでも達成感は得られません。

この順を逆にするのがポイントです。

解決策

洋服のボタンの場合、5つあったら上から3個はママがやって、下にある最後の2個は子どもにやらせましょう。

注意しなくてはならないポイントは…

首に近い部分は目で確かめながらボタンをかけることが出来ず難しいです。下段の2個を子どもに留めさせるようにして完成させます。

着替えも片付けも最後の部分を子どもにやらせ“達成感”を得させることがコツです。

ポイントは3つ

子ども自ら言われなくても行動するようになるポイントは次の3つ

  1. 口先だけはやめる
  2. 親が全部、手伝わない
  3. 達成感を感じさせる

小学生になると「自分の身の回りのことは自分ですること」を求められます。

しかし、331日までやってもらっていた子どもが、4月に小学生になったからといって、明日の時間割を見ながらランドセルに教科書、ノートの準備をする等、急にできるようにはなりません。

幼稚園、保育園時代から帰宅したら通園バックの中からタオル、コップを出す、朝は一人でこれらをバックに詰めるなどスモールステップで、幼児期から少しずつ自分でできることを増やしていきましょう。