まとめ

赤ちゃんが泣いたらすぐに抱いてあげないと、愛着障害を起こしたり、サイレントベビーになると思い込んで、すぐに抱き上げ必死であやしているママも多いのではないでしょうか?

そのため、ママ自身が追い詰められ育児ノイローゼになってしまうケースもあります。今回の研究結果は、そんなママ達の不安やストレスを和らげてくれそうです。

睡眠導入のエキスパートによると、赤ちゃんを大泣きさせることは、良い休息を与えることになると語っていますが、筆者自身も、動けない赤ちゃんにとって泣くことはいい運動になると考えています。適度な運動や疲労は、深い眠りをもたらしますよね。

筆者の著書『グローバル社会に生きる子どものための6歳までに身に付けさせたいしつけと習慣』の中でも、夜泣きに関しては、すぐに抱き上げないで、いろいろな方法を試してみることを勧めています。

赤ちゃんを泣かせておく方法は、狭い日本の家ではなかなかむずかしいかもしれませんが、就寝時間後退法は、簡単にできそうですね。

すべての赤ちゃんに効果があるとは思いませんが、赤ちゃんの寝つきが悪くて悩んでいるママは、試してみてはどうでしょうか?

なお、赤ちゃんがアッと言う間に眠りにつく、面白い実験ビデオもありますから参考にしてみてください。

「元日本航空CA、英語プリスクール経営者、保育士。幼児教育研究家として『日本欧米いいとこどり育児のススメ』をYouTubeでも発信。著書に『グローバル社会に生きる子どものためのしつけと習慣』『5歳からでも間に合う お金をかけずにわが子をバイリンガルにする方法』『モンテソ―リ教育で伸びる子を育てる』、『ホンマでっかTV』に子ども教育評論家として出演など。」