韓国のマルチエンタテインメントグループ・SUPER JUNIORのイェソンと、女優・佐々木希のダブル主演映画『いきなり先生になったボクが彼女に恋をした』が、11月3日(木・祝)より全国公開されることになった。
恋人にフラれ、沖縄出張中に会社が潰れたヨンウン(イェソン)と、韓国語をマスターしなければ、旅行会社をクビになる、シングルマザーのさくら(佐々木希)。沖縄を舞台に、韓国語レッスンを通じ出逢ったふたりの恋模様を描くロマンティック・コメディ。
メガホンを取ったのは、『武士の献立』『愛を積むひと』など上質なエンタテイメント作品を撮り続けている朝原雄三監督だ。
ヨンウン役のキャスティングについて、プロデューサー・高根澤淳氏は「企画段階から作品には歌唱シーンやダンスシーンが欲しいと思っており、お芝居だけでなく歌って踊れる必要があった」と語り、アーティストの起用を想定していたそう。さらに、「主人公は外国語を教える外国語学校の教師であり、『自分自身が日本語を学習する苦労』があった方が芝居にリアリティが生まれる」ということから、イェソンの起用が決まった。
イェソンは、「初めての映画主演、日本語でのお芝居に挑戦ということで、とてもプレッシャーを感じていたのですが、朝原監督、佐々木さんはじめ、素晴らしいキャストの方々とお芝居をさせていただき、楽しんで撮影に臨むことができました。この作品には心が温かくなる、たくさんの愛が詰まっています。沖縄の爽やかな風景とともに、多くの方に、楽しんで観てもらえれば」とコメントしている。
また、イェソンは、主題歌『雨のち晴れの空の色』も担当。描き下ろしのバラードで「映画の世界観を考えながら、楽曲を制作しました。大切な人を思い、思いを伝える歌になっています。僕が映画で演じたヨンウンとも重なる部分が多いと感じています。綺麗なメロディーと歌詞を愛していただけたらうれしいです」と期待を寄せている。
一方、さくら役については、「“子持ちのシングルマザー感がない”女優の方が話が重くならない」ということを念頭に、キャラクターのイメージに似合う佐々木に白羽の矢が立った。
佐々木は、同作で韓国語にも初挑戦し、自宅で録音した韓国語のセリフを何度も聴いたり、撮影の合間にも熱心にイェソンや通訳に発音を確認し猛特訓したそう。「イェソンさんとの共演が決まり、台本でも韓国語を話すシーンが多くあったので、何度も韓国語のレッスンをしてから撮影に臨んだ」という佐々木。「イェソンさんは撮影の合間も、韓国語や日本語を使って積極的にコミュニケーションをとってくださいましたし、私も負けじと、よく使う韓国語を台本に書いて学びながらお話したことはとても楽しかったです」と振り返っている。
SUPER JUNIORイェソンと佐々木希のダブル主演映画『いきなり先生になったボクが彼女に恋をした』は、11月3日(木・祝)より全国ロードショー。
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映画『いきなり先生になったボクが彼女に恋をした』
監 督:朝原雄三
脚 本:朝原雄三 Kevin D,C Chang
企画・原案: Kevin D,C Chang
主題歌:SUPER JUNIOR-YESUNG 『雨のち晴れの空の色』
主 演:イェソン(SUPER JUNIOR) 佐々木希 ※W主演
配 給:松竹メディア事業部
上映時間:98分
公式サイト:ikinarisensei.jp
コピーライト:©2016「いきなり先生」製作委員会
【ストーリー】
人生最大の危機は、いきなりやって来た! 恋人にフラれ、沖縄出張中に会社がツブれたヨンウン(イェソン)。韓国語をマスターしなければ、旅行会社をクビになる、シングルマザーのさくら(佐々木)。そんなふたりが、さくらの通う韓国語学校で出会う。帰る家もないヨンウンが先生をすることになったのだ。
取引先のVIPが来日するまでに、さくらはヨンウンに個人レッスンを頼む。ヨンウンは幼い息子のために一生懸命なさくらに心を動かされ、とんでもない作戦を計画する。様々なアクシデントで事態は思わぬほうに転ぶが、気が付けばふたりの距離はぐっと近く。
しかし、互いの秘めた事情からさらに大きなハプニングがふたりを襲う──。