5:「私の話や意見なんてつまらないよね」

この言葉を言われると、多くの男性は「俺の話に関心も何の感情も持っていないのか」「あんまり真剣に俺とのことは考えてくれていないんだな」と判断します。ある一定の距離を保ってやり過ごそうとしているのではないかと、疑心暗鬼になるのです。

そして何度もこの言葉を聞かされるうちに、「俺とコミュニケーションをとる気がないんだな」と思うようになり、彼氏はどんどんあなたと距離を取っていきます。

あなたがこの言葉を無意識で発しているのは、以前、自身の意見を述べた時に「そんなのは求めていない」などと否定された経験があるからかもしれません。それが原因で、自分の意見を言った際の相手の反応が怖くなり、「私の意見なんて誰も求めていない」と思い込むようになってしまった可能性があるのです。

だから、彼氏から相談や問いかけをされた際にもついそのまま口にしてしまうのでしょう。彼氏はあなたの話がつまらないなんて思ってもいませんが、それは私がここで伝えても理解してもらえるものではないですよね。

なのでまずは、彼氏にどんなリアクションが欲しいかを聞いてみてください。

「昇格のための試験を受けようかどうか、迷っているんだよね」と彼氏に言われたら、「ただ話を聞いて欲しい感じ? それとも、アドバイスを求めてる感じなの?」といった具合に。

最初に彼氏が求めるリアクションを確認していれば、いちいち反応に怯えなくてもよくなります。そうやって徐々に慣れていきましょう。

これらの言葉は、自分自身の様々な面と向き合うことを避けているために出てきます。ですが、そのモヤモヤを彼氏にぶつけても解決はしません。気持ちのすれ違いが大きくなっていき、別れにつながるだけです。

彼氏があなたと付き合っている事実自体が愛の表れであり、答えなのだということをまず自覚しましょう。そしてそれに応えるべく、自分と向き合う勇気を持ちましょう。

そうすると、彼氏の心が離れていく言葉を発することも自然と少なくなっていきますよ。

ライター・コラムニスト。1988年生まれ。大学卒業後にマスコミ業界3社で働くが、行く先々でパワハラに遭い、退職。引きこもりになったのをキッカケに、ライターに。キャバ嬢として年間500名以上の男性を接客した経験や半年で25キロのダイエットに成功した経験などを活かした、恋愛・美容系記事が得意。その傍ら、フリーランスやライターになりたい方向けの相談に乗る個別セッションをおこなっている。「体内時計をコントロールして、健康でキレイになる」をコンセプトにしている“健康&生活リズムカウンセラー”の資格を保有。