3.テンションが上がると会話不能になる
「俺の彼女は、好きな映画俳優とかテレビドラマとかの話になるとどんどんテンションが上がり、そのうち独り言になって俺の存在が消える。
一応最後までうんうんと聞くのですが、同じ話を何度も繰り返したり興奮して涙ぐんだりする彼女を見るのは決してイヤじゃなくて、ここまでのめり込めるのは素敵だなと思います。
ただ、俺がツッコミを入れてもスルーされるので、そこだけ寂しい……」(38歳/土木)
ツッコミをスルーされるのはおそらく彼氏が眼中から消えているからだろうけど、自分の好きなものを熱っぽく語る姿って魅力的ですよね。
彼女が会話不能なゾーンに入っても男性は黙って側にいるそうで、最後まで聞こうとする彼氏としての姿勢も素敵だなと思います。
「でもね、あまり人に見られたくはないかも」と男性は笑っていました。
4.サイズを間違えて服を買う
「同棲している彼女がいるのですが、この間俺のTシャツがだいぶよれていることに気づいて『新しいのを買っておくね』と言ってくれたんですね。
サイズはタグを見ればわかるだろうし『ありがとう』とお願いしていたのですが、いざ買ってきてくれたものは1サイズ大きくて、ちょっと着るには不格好で。
サイズを間違えたことに気がついて慌てて謝ってくれたけど、『タグは見なかったの?』と訊いたら
『いつも体を見ているからこれくらいだろうって思っていた』
と返ってきて、ちょっと萌え死ぬかと思いました」(29歳/教員)
どんな胸キュンシチュエーションなんだと思いますが、要は「タグを見なくてもサイズを把握していると思っている彼女」の失敗なんて全部許しちゃう、というエピソード。
Tシャツが多少大きかろうが、そんなことより俺の彼女がかわいい、のが男性の実感です。
抜けているというより、仲の良さが(許せる範囲で)裏目に出たパターンですね。
5.車の鍵を間違える
「彼女のおバカエピソードで思い出すのが、俺と自分の車の鍵を間違えるところですね。
確かに形は似ているんだけど、付けているカバーが違うし普通は間違えないと思う。
『今日は私の車で買い物に行こう』と言いながら俺の車の鍵を持ってきて、『私が運転するから!』と慌てて言うのがかわいいです。
どうして間違えるのかって、『そのカバー、私がプレゼントしたものだからつい目がいく』のが理由らしく、それもまた胸がぎゅっとなります」(26歳/営業)
自分がプレゼントしたカバーだから、つい手が伸びてしまう。
「それほど気に入るものを贈ってくれたんだ」という実感が、こんなミスのときでも男性の恋心を刺激します。
鍵を間違えたら困る場面ももちろんあるそうですが、「いっそ両方の鍵を持ち運べば解決」とアドバイスしておきました。
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胸がきゅんとなるこんな“おバカエピソード”は、自分への愛情を実感する場面でも起こるのが男性の愛情を深くするきっかけになります。
笑って許してしまうのは、ふたりの関係が安定している証でもあるからです。
ふと見せる彼女のちょっと抜けたところ、「俺だけが知っておきたい」と思うのも、男性のかわいらしい独占欲といえますね。