一般的な普通の握手会だと、「応援ありがとうございます」「また来てください」っていう感覚だと思うんです。だから、その感覚だった私のマネージャーさんが、私とファンの子が、ずっとしゃべってるもんだから、それにびっくりしちゃって。

違う人が、私の前に来るたびに、ポンポン、ポンポン違う話しをして。でも、これが握手会をやるにあたっての自分の普通のスタンスだから。それに驚いたマネージャーさんが、「佐江ちゃん、よくしゃべるねぇ」って(笑)

48グループの子たちの握手って、言葉がつまっちゃうことがないから。相手の子が無言になっちゃうぶんには仕方ないけど、“こちら側が無言になることはあり得ない”っていうポリシーでやっている子が多いから。

“話をしてあげなきゃ。せっかく来てくれた、この時間しかないから”っていう思いで、“何かしゃべんなきゃ”って思ったら、「その服かわいいね」とか、「今日、朝ごはん何食べて来た」とか、本当にそういう感じになっちゃう(笑)

本当に今回は、やれてよかったイベントだったな。昔から大好きなお洋服のイベントで、皆がハッピーに終わってよかったぁ。

--本当にハッピーなイベントに終始したようですね。ところで佐江ちゃんの昔からの「お洋服好き」は、何かきっかけがあったのですか?

小学校の頃は、毎日母が着ていく服を決めてくれていたんです。買って来てくれるのも母で。でも、なんでかなぁ。。昔、スーパーで、1階が食品売り場、2階がお洋服売り場になっているところがあって。しょっちゅうそういうところへ行っていたんです。

1階でママがお買い物をしているのが待ちきれないので、「私、お洋服売り場で待ってる」って言って、お洋服をひとりで見ていたところから、私の「お洋服好き」は始まっていると思います。

「あれが欲しいな」「こんなのを着てみたいな」って、思いながら見ていたのを覚えてる。

もちろん、それを毎回買ってもらえたわけではないんだけど。でも、自分の目で「このお洋服がかわいい」って、スーパーで売っている、今でいうと「プチプラ」のお洋服を直接見ていたり、身近にそういう場所があったりしたのが大きかったと思います。

最近はスキューバダイビングを始めたとはいえ、趣味のなかった私からすると、唯一、お洋服だけが、小学校のときから続いている趣味なんだと思う。

--小さい頃の好みはフリフリの女の子っぽいもの? それとも男の子っぽいものとか?

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