年末に向けて大掃除を始める人も増えてきています。そんな中、普段は捨ててしまう、調理で使った卵の殻や野菜や果物の皮といったキッチンのゴミともなるもので、天然の掃除用具として活用させることができるのです。
捨てるはずのものを活用して、実質無料でお家を綺麗にできる方法をご紹介します。
クリーニング代を節約できる!卵の殻は天然の漂白剤
卵料理をすると自動的に殻がゴミとして出ますよね。この卵の殻を捨てないで掃除に活用することができます。
卵の殻にはカルシウムが含まれています。このカルシウムが洗濯物の汚れ落としに有効に働きます。
綿や麻でできた衣類の汚れ、例えば白いワイシャツの襟まわりの汚れや、付いてしまった油汚れもきれいに落とすことができてしまうのです。
シャツの漂白方法
- まず鍋に卵の殻を入れて30分ほど煮て、そのお湯を洗濯機に入れます。
- ワイシャツも洗濯機に入れて通常通り洗濯をします。
これだけでOK!
殻を煮ることで、炭酸カルシウムが二酸化炭素と酸化カルシウムになります。
これが高い洗浄力を実現させてくれます。
ワイシャツだけでなく、コップやお皿等もそのお湯で15分ほど煮込むと、付着した茶渋や汚れをきれいにする効果も期待できますので、ぜひ試してみてください。
フローリングの汚れを効率良くキレイに!お米のとぎ汁も活用
お米のとぎ汁にはアミノ酸やビタミンE、ビタミンB群など栄養成分が多く含有されているヌカが多く水に溶けています。
特に、ヌカにはオリザオイルという成分を含有していて、この成分が、フローリングの表面を保護してくれます。
さらに、皮脂などの油汚れを吸着したり、うっすらとツヤが出してくれたりするので、ワックスをかけたような状態にすることができます。
ただ、ツヤの効果を実感できるには1ヶ月くらい時間がかかりますので、1ヶ月に1回のペースで掃除をすると、常にキレイな状態を保てます。
フローリング掃除の方法
- お米のとぎ汁を用意します。
- とぎ汁(特に白濁したとぎ汁)をバケツ等の容器に溜めます。
- 雑巾をとぎ汁につけて固く絞ります。
- フローリングの拭き掃除をします。
ただ、お米のとぎ汁は2〜3時間ほどしか保管がきかないので、出たとぎ汁を早めに使うようにしましょう。
とぎ汁が出るたびに、フローリングだけでなく洗面台やお手洗いなど順次掃除をしていくと効率的ですね。