韓国出身の5人組ボーイズグループ・NU'EST(ニューイースト)が11月9日、東京・渋谷のTSUTAYA O-EASTで全国6都市をめぐる日本ツアー「2016 NU'EST JAPAN TOUR~ONE FOR L.O.Λ.E~」の東京公演を開催、約1,000人を動員した。
昨年11月に日本1stアルバム『Bridge the World』を発表し、今年8月には韓国で5thミニアルバム『CANVAS』をリリースするなど、精力的に活動しているNU’EST。日本での公演は、今年5月に開催されたデビュー4周年記念ライブ「SHOWTIME4」以来、約半年ぶり。
グループのファンの呼称である「L.O.Λ.E(ラブ)」を冠に、10月29日の大阪で幕を開けた同ツアーは、10月31日に名古屋、11月に渋谷、仙台(14日)、福岡(18日)、札幌(21日)をめぐる、まさに“日本横断ツアー”。なかでも東京公演は、ツアーの折り返し地点とあって、メンバーは並々ならぬ想いを胸にこの日を迎えていた。
会場を埋め尽くしたファンが開演を今か今かと心待ちにする中、ステージ上手にはなぜかベッドが設置され、パジャマ姿の男性キャストが登場。ふたりの執事におもてなしを受けながらベッドに横たわった男性に、寝顔を捉えようとする小型カメラが接近。大型ビジョンにその表情が映し出されると、場内からは大きな歓声が。いつの間にか同じパジャマ姿のリーダー・JR(ジェイアール)に入れ替わっていたのだ。そして、ミンヒョンの呼びかけに事細かく応じようとしたあまり、ベッドから落ちたJRが、背伸びをしてみせると、『Sleep Talking』のイントロを合図に本編が幕を開けた。