韓国出身のソロ・アーティスト、SE7EN(セブン)が1月31日、東京・中野サンプラザにて日本ツアー「SE7EN LIVE TOUR 2017 in Japan - Dangerman」の東京公演を開催した。
「Make some noise!(騒げ)」という掛け声とともに、7棒(セブンぼう=7の形をしたペンライト)がきらめく会場に現れたSE7ENは、『Dangerman』『Feel The Fire』といったノリのいいダンス曲を立て続けに披露。ブラックのロング・ジャケットの裾を翻しながら軽やかにキメるターン。ダークで妖しい雰囲気をまといながら、しなやかなダンスで大人の魅力を放ち、LUCKY SE7EN(セブンのファン)を“誘惑”した。
魅惑のパフォーマンスに酔いしれたのもつかの間。「こんに、こんに!」とおなじみの挨拶をすれば、いつものほっこりムードに。これ加えて、今年初めてかつ韓国では旧正月とあり、「あけおめ! ことよろ~」と指ハートをふるふると横に揺らし、茶目っ気たっぷりのSE7EN。平日15時開演の公演とあって、不思議そうに客席に「仕事や学校、なかったかな?」と問いかける。「休んだ? 悪いね~!」とうれしそうに話しながら、「Are you ready?」と煽り、ライブをスタートさせた。
同ツアーは、昨年12月に日本で10年ぶりにリリースしたアルバム『Dangerman』をひっさげて行われたもので、同アルバム収録曲を中心に、代表曲やライブ定番曲など新旧織り交ぜた楽曲がセットリストに並んだ。パートごとに異なる世界観を展開し様々な表情で魅せていくSE7ENにLUCKY SE7ENの目も釘付けだった。