パク・シファン
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今月12日まで東京・お台場で上演されていたヒューマン・コメディ・ミュージカル『マイ・バケットリスト』に出演し、余命宣告を受けた少年ヘギ役を瑞々しい演技で魅せた新人俳優がいる。

――パク・シファンだ。

パク・シファンは、ソ・イングクやロイ・キムなどのスターを輩出してきた新人発掘オーディション番組『SUPER STAR K』シーズン5(2013年)で準優勝し、2014年に韓国でデビューした実力派。伸びやかで情感豊かな歌声と、愛らしいキャラクターが支持され、2015年にはドラマ『錐(キリ)』で俳優としてもデビュー、ミュージカル界にも進出した。

そして、2016年11月には『錐』で共演したSUPER JUNIORのイェソンが作詞作曲、初プロデュースを手がけた楽曲『君なしで幸せだろうか』、12月にはミニ・アルバム『私で歌う』を発表。今年3月にはミュージカルの来日公演に出演するなど、ドラマ、音楽、ミュージカルとマルチに活動、着実にキャリアを積みながら、その足を海外にも広げんとする勢いをみせている。ミュージカルの来日公演を終えたパク・シファンに話を聞いた。

――先日終演を迎えたミュージカル『マイ・バケットリスト』に、ヘギ役で出演されていました。韓国での上演時にも演じた役でしたが、初の日本公演に参加するにあたり、何か心がけたことはありますか?

パク・シファン「僕の公演期間は5日間と短かったのですが、まずは物語をしっかり伝えようということを意識しました。韓国語での上演なので、日本のお客様には字幕を見ていただかなければなりません。会場も広かったので、“字幕を見なくても少しでも伝わるよう”にと思いながら、感情をより強く出すように意識をしました」

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