子どもにもおすすめ!簡単腸活メニュー
そこで藤橋さんに、今回挙がった食品を使った、子どもにもおすすめの簡単腸活メニューを3つ教えていただきました。どれも本当に簡単にできるので、ぜひ作ってみましょう!
1.バナナヨーグルト
【材料】
バナナ、ヨーグルト(無糖)、オリゴ糖シロップ
【作り方】
バナナを食べやすい大きさに切り、ヨーグルトをかける。甘さが足りなければ、オリゴ糖シロップをかけて甘さをプラスする。
【おすすめの理由】
藤橋「バナナは食物繊維とオリゴ糖を豊富に含むフルーツで、お子様でも手軽におやつや朝食に食べられる嬉しい食材。プロバイオティクスを含むヨーグルトと、プレバイオティクスのバナナとオリゴ糖を組み合わせたメニューです」
2.ねばとろ丼
【材料】
生食用めかぶ、納豆、たれ(醤油)、ごはん
【作り方】
納豆とめかぶ、たれ(醤油)をよく混ぜ、ごはんにかける。
【おすすめの理由】
藤橋「プロバイオティクスである納豆菌が入った納豆と、プレバイオティクスとなる食物繊維たっぷりのめかぶを合わせたメニューです。
めかぶをもずくに変えてもOK。ごはんを雑穀米や玄米、麦ごはんにすると、食物繊維をさらに摂ることができておすすめです」
3.手作りおからふりかけ(のりおかか)
【材料】8回分
- おからパウダー…大さじ1
- かつお節…小パック1袋
- 焼き海苔(細かくちぎる)…大1枚
- いりごま…大さじ1
- 醤油…大さじ1
- みりん…大さじ1
- 酒…大さじ1
【作り方】
材料を混ぜ合わせ、フライパンで水分が飛ぶまで炒る。
【おすすめの理由】
藤橋「ふりかけも、簡単に手作り&作り置きすることができます。おからパウダーをプラスすることで、子どもが大好きなふりかけで、手軽に食物繊維が摂れるのでおすすめです。
醤油、みりん、酒は、伝統的な製法で作られた発酵調味料を選びましょう」
子どもも親も、家族みんなが免疫力をキープしたい時期。ぜひ食事に積極的に取り入れて、腸活にはげみましょう!
<参照>厚生労働省「ハチミツを与えるのは1歳を過ぎてから。」
【取材協力】藤橋 ひとみさん
I’s Food & Health LABO.代表。フリーランス管理栄養士として、商品開発やレシピ開発、コラム執筆やメディア出演、コンサルティング等、幅広く活動中。同時に、東京大学大学院にて医学博士取得を目指し、栄養疫学の研究に取り組んでいる。
大のお豆腐好きが高じて、豆腐マイスターの認定座学講師として、国内外で日本の豆腐の魅力を伝える活動をしているなかで、その原料である大豆自体への興味が深まり、大豆関連の資格の制覇を目指し、学びを深めている。
近年は特に、豆腐を作る際に同時にできる「おから」に注目し、日本人に必要な食物繊維の宝庫でもある「おから」を、有効活用できる方法を広げる活動に注力している。5月中旬に『おいしく食べてキレイになる!おから美腸レシピ(ベストセラーズ)』が発売。