よく、ママにとっての息子は「小さな恋人」と例えられ、一般的に甘えん坊でママへの愛をストレートに表現すると言われていますよね。

では、男の子にとってのパパはやっぱり「ライバル」という位置づけなのでしょうか?

「ライバル」認定によるものかどうかはわかりませんが、世の中にはパパにだけ当たりが強い男の子もいるようです。

そんなママLOVE&パパに攻撃的な男の子・ゆうちゃんが、主にパパに対して理不尽すぎる態度をとる様子を描いてツイッターで人気に火がつき、『息子の俺への態度が基本的にヒドイので漫画にしてみました。』として書籍化。

今回は、ゆうちゃんの父親であり、著者である漫画家の横山了一さんにインタビューし、息子の傍若無人ぶりと、それを乗り切る方法などについて伺いました!

ほぼツン、たまにデレな息子に振り回され…

――いつぐらいから、ゆうちゃんの態度が特にひどくなっていったんですか?

横山了一さん(以下、横山):生まれた直後よりも、むしろ人の区別がつきはじめてからのほうがあからさまに態度がひどくなっていきました。抱っこを拒否されたりだとか…。

――漫画を拝見していると、息子から理不尽な態度を受けながらも、やっぱり息子がカワイイというか、とても大好きなことが伝わります。

理不尽な態度を取られつつも、どんなときにゆうちゃんがカワイイな~と思いますか?

横山:漫画にはあまり描いていないのですが、子供らしくベタベタくっついてくることも多く、そんなときは心からかわいいなあと思ってしまいます。

飲み会に行くときなどに、「パパとねたいからはやくかえってきて」と言われるとつい一次会で帰ってしまいますね(笑)。

――漫画で描いた中でも特に印象的だったものはありますか?

横山:いちばんひどいなと思ったのは、「プラレールを壁の中に通したい」というリクエストです。

できることとできないことがあります。