ところで両親学級って何するの?
【12週ごろ→1回目】妊娠中の生理や栄養・乳房の手入れについて、医師・栄養士・助産師からお話
【24週ごろ→2回目】<育児準備クラス>妊婦&希望で育児協力者1名/育児のイメージがつくように勉強会
【29週ごろ→3回目】<出産頑張ろうクラス>妊婦&立会い出産予定の夫/分娩の仕組みや呼吸法を学ぶ
私が通院していた総合病院のカリキュラムはこんな感じ。2回目から当然のようにダンナも連れて行きましたが、ほとんどは妊婦一人参加でしたね。
以前、妊婦健診を彼の休みの日に合わせて、ダンナ育てを発動しているお話を紹介しましたが(#6話参照)、2回目の両親学級が開催される頃までには通院=送迎がだいぶ刷り込めていたので、両親学級への参加もまったく疑問を感じなかった様子のダンナ。
が、男性の姿がほっとんどなかったのを目の当たりにして「ねぇ、俺、必要なかったんじゃないの?」という地雷発言を発動。育児協力者ってアンタ以外誰がいんのよ!?と軽い逆ギレをかましつつ、積極的に参加してくれてアタシうれしい(ハート)とムツゴロウさんバリの褒めちぎりで切り抜けました(笑)。
沐浴の練習はぜひパートナーに!
3回目はさすがに、夫婦参加が8割という感じで、みなさん熱心に受講されていました。
そんな中、清々しいほどの爆睡をカマしたウチのダンナ。
妊婦を疑似体験できるスーツも感動のかけらもない顔で着こなし(そもそも、万年妊婦的なビール腹だから慣れてる可能性)、これは全く参加の意味がなかったか…と諦めかけたところで、まさかの感涙。
わが家はたいがい、ダンナが先に泣き出すので、私は感涙するタイミングを見失うのが常なんですけど、グッジョブ感動動画!と心の中でガッツポーズしました(笑)。
最後に登場した沐浴練習では外面の良い性質を利用して、ゲシゲシと助産師さんの前にダンナを送り出し、まんまと実践させてやりました。
これは産後、本当に体験しておいてもらって良かった!と思ったことでもあります。
36歳直前、高齢出産の私は本当に体の回復が遅くて、バスルームでの沐浴は、その体勢を取るのがほぼ拷問。
それに沐浴はどっちも初心者なワケで、小動物のお世話をことごとく失敗してきた私より、ワンコを飼っていたダンナの方がなんなら適任でした。
出産直後の母性本能がほとばしり出ている期間は、「怖くてダンナには任せられない」なんてママの話を良く聞きますが、「私より沐浴は上手」と思えたことが、まったく躊躇せずダンナに任せられたポイントかなとも思います。
ダンナの方も、嫁にブチギレられながら教わるのではなく、プロに優しくきっちり教わるので、自信を持ってポジティブな気持ちで実践できた様子。
夜の入浴にこだわらず、朝風呂にしてパートナーが担当しているケースもあったり、巻き込みやすい作業でもあるのでオススメです。
おかげさまで、ワタクシ、沐浴は片手で数えられるくらいしかやった記憶がございません。でも、私の場合、水没させたり、ちゃっちゃと水切りしたりしかねなかったので、チビのためにも良かったと思っています(笑)。
両親学級がこれからの方は、ぜひ、沐浴体験を狙ってパートナーと参加してみてくださいね!
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