産後は、しばらく妻の実家にいてほしい?
さて、メンタル的にも体調的にもぐったりな一日を終えて帰ってきたら、そりゃちょっとソファでぐったりもしますよね。
うちのダンナは私が体調不良だと心配を通り越して機嫌が悪くなるタイプ。ぶっちゃけその思考回路はいまだに謎です。普通相手を労わるもんじゃないの?(苦笑)。
基本的に私には笑顔で過ごしてもらいたいようで、だからこそ、私がいっぱいいっぱいになるのが簡単に予想が付く、産後退院直後は実家に帰ってもらいたいと思っていたようです。
本人も、私の実家に顔を出した時間だけちょっと育児に参加したフリすればいいから楽だしねぇ?
ジーナ式をより実践しやすいように、自宅へ帰宅したいとダンナに説明して(#18話参照)、 一度は納得してもらったものの、なかなか諦めきれないらしく、不意をついては「実家に帰るメリット」をアピールされていました(笑)。
ダンナにとっての「産休」=「長期休暇」?
で、極め付けがコレ。
いや、100歩譲って「自分は職場環境的に1年もの産休育休は取れない、わが子とみっちり過ごせてうらやましい」という「いいな」だったら、殺意は芽生えませんが、
どう考えてもあれは、「産休=長期休暇=いいな」という思考回路でしたね(笑)。
キミは大量に読まされた育児マンガで何を学んできたのかと。
0歳児の育児と、優雅な休暇が共存できると思っていやがる脳内お花畑なダンナに、現実を見せねばならない、とそれはもう、強く思いました(笑)。
おかげで「実家に帰った方が楽だと思うよ〜」というダンナの口車に乗らずに済んで良かったです。
私の場合は#18話の通り、実家に帰っても母に無理をさせられない事情もありましたが、育児や家事スキルを考えたら、確かに実家に帰った方が体力的には楽だったかもしれません。
それに、自宅に帰ってもダンナがどこまで協力してくれるかはカケでした。
結果としては、ダンナは1週間の育休取得と、職場の協力で約1ヶ月ほど残業を少なめにしてもらえたおかげで、沐浴のほとんどを担当してもらえた結果、私とダンナの育児スキル(オムツ替えとか抱っこの仕方とかそういう基本的な部分で)に差が開き過ぎなかったのが一番良かったと思っています。
多分、自分の育児パターンが固まるまでの間に、ダンナの手が「レギュラー」として組み込まれなかったら、自宅に帰った後、必要以上に自分ひとりでやろうとした気がしますし、
ダンナの方も、「俺がいなくても大丈夫」な期間があったことで、積極的に手を出してこなかったんじゃないかと。
自分やパートナーのタイプや関係性によっていろいろだと思いますが、「自分が抱え込み過ぎない」「近くにいる人にちゃんと頼れる、任せられる」という環境が、完璧でないにしろ、少しでも整えられれば、
たまにいっぱいいっぱいになっても、ゆっくりでも、その壁を乗り越えられるようになるのかな、と思います。
何より、「ダンナに任せられる」ということは、早い段階で母ちゃん脱走…いえ、気分転換の時間を作ることができますからね!
私的には、自宅へ直帰、オススメです(笑)。
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