そんな努力が報われてか、作る曲、作る曲、ほぼすべてがヒット。リスナーのジコの音楽に対する期待はどんどん高まっている。曲作りに対するプレッシャーはないのだろうか?

「ありますよ。特に昨年(2016年)は、一番キツかったですね。『Toy』は、プロデューサーとしての活動やソロ活動を経て、久しぶりにBlock Bとして出した曲だったんです。僕の真価が問われる一曲でした。絶対に成功しなくてはいけないのに、どうしていいかわからなくて、すごく悩みました」

だからといって、同じような曲は出したくないというジコ。常に予想できない姿を見せたいという気持ちがあるんだという。

「成果をあげる直前までは、僕がどんな音楽を出しても、『ジコってこういう音楽をするんだね』とか『今回はイマイチだな』とか、曲ごとに評価をしてくれたんです。でも今では、多くの人が僕の歌を聴いていて、僕のどんな曲がヒットしたのか、何が得意なのかを、多くの方に知られるようになってきた。僕が少し違う姿を見せると、「うん? 何でこんなふうに?」と、冷たい反応をされてしまうんです。それがちょっとつらいかな。でも、どんなふうに言われようとも、僕はいろんなジャンルの音楽を人々に聴かせたいと思っているし、みんなの知っている僕のイメージを壊すような音楽をしていきたい。それが僕の音楽人としてのプライドです」

次回は、ジコ君のプライベートに迫ります!

4月22日発売の本誌『韓流ぴあ 5月号』(コン・ユが目印!)では、連載第4回(ピオ&ジコ編)をお届け。合わせてチェックを!

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▼Block B(ブロックビー)
英語のBlockbuster(=大旋風を巻き起こすもの)に由来する韓国人男性7人組アーティスト。メンバーは、テイル、ビボム、ユ グォン、パクキョン、ジコ、ジェヒョ、ピオ。2011年4月にシングル『Do U Wanna B?』で韓国デビュー。ウィットやジョークのあふれる少々いきすぎた言動から“悪ガキ”とも例えられている。デビュー時からジコがプロデュースに参加し、 メンバー自らプロデュース及び作詞作曲を手掛けるセルフプロデュース型アイドル。時代を映す歌詞、独自のグルーヴとキャッチーなサウンド、そしてユーモラ スなダンスでブレイク。個性的なファッションは韓国のファッションアイコンとも。ウィットに溢れるトークセンス、7人7様の魅力あふれるキャラクターで人 気を集めている。日本では、2015年1月に『Very Good (Japanese Version)』でデビュー。2016年10月26日に日本初アルバム発売。
Block B日本公式サイト:https://www.block-b.jp/

雑誌「韓流ぴあ」のススメ

「韓流ぴあ 5月号」

表紙はコン・ユ!
雑誌「韓流ぴあ 5月号」

★いよいよ最終回! Block Bの連載第4回(ピオ&ジコ編)掲載

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K-POPライター。90年代に“韓国アイドルの元祖”H.O.Tにはまり、2001年から5年間の韓国留学。留学中に日本で起こった韓流ブームにのり、韓流ライターや韓流番組のMCとして活動。帰国後は、ライター業や翻訳家業を中心に活動。得意分野は、K-POP史と新人K-POPグループの青田買い。

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