夏はすぐそこ!でも脱水には注意!

もうすぐ夏本番。海や山へのレジャーなど夏休みの計画を考えている方も少なくないでしょう。ぜひ開放的な夏を楽しんでいただきたいのですが、熱中症には注意してくださいね。

さほど日差しを浴びなくても、室内にいても脱水症状が起こることが!

「熱中症って、激しい運動をする人だけがなるものじゃないの?」よくこういった質問を受けます。実は、公園を散歩した程度でも熱中症が起こることはあります。

それどころか、部屋の中で静かに本を読んでいるだけでも熱中症が起こることがありうるんですね。

梅雨から真夏にかけてのこれからの時期は意識して水分補給を

なぜ部屋の中で本を読んでいるだけでも熱中症が起こるのでしょうか?それは、私たちの体がまだ暑さに慣れていないことに問題があります。

人間の体は、気温が上昇すると汗をかいて体温を下げようとする働きが備わっているのですが、梅雨の時期は暑さに体が慣れず、うまく汗がかけません。

また湿度が高いと汗が蒸発されず、身体の中に熱がこもって熱中症になりやすくなるのです。ですから、そんなに暑くない部屋の中で本を読んでいただけなのに、脱水症状を起こすことがあるのです。