差別化を図り、充実したスペックを備えるTOHOシネマズ 池袋

同映画館はIMAXもMX4Dも導入していない。これは、都心部に展開する他のTOHOシネマズとの差別化をはかり、「サウンド・シアター」という池袋独自のカラーを打ち出すためだという。

その選択は結果的に、国内最大のIMAXレーザーを持つグランドシネマサンシャインとの差別化を果たすこととなり、映画ファンとしては単純にスクリーン数が増えただけでなく、異なるコンセプトの劇場を楽しむ選択肢が広がることとなった。

同映画館支配人の古澤友広氏は、「新宿同様、多くの映画館がひしめくエリアですが、映画といえば池袋と言われるように他の劇場さんと一緒にこのエリアを盛り上げていきたい。

他店舗でも実施している感染予防対策も研修に取り入れているので、安心して映画を見られる環境を提供したい」と意気込みを語った。また、フラットに多彩な映画を扱いながらも、アニメ・漫画の聖地としての池袋を意識して特色ある番組編成をしていきたいとのことだ。

街全体が劇場空間となることを目指す池袋の中心地となるであろうハレザ池袋。TOHOシネマズ 池袋は、その一端を担うにふさわしい充実したスペックを備えていると言えそうだ。

TOHOシネマズ 池袋
7月3日(金)グランドオープン