名前をたくさん呼んでくれる

会話中、名前をたくさん呼んでくれるママは、好印象を持たれます。

例えば「○○さん、どうぞよろしく」というように自分の名前を呼んでもらう他「○○ちゃんは、クラス何組になりました?」など、子供の名前を呼んでもらうのも同じです。

初対面のときは、名前を覚えるのもひと苦労ですよね。そんな中で、自分の名前を積極的に呼んでもらうのは、うれしいものです。

人には、会話のなかで、自分の名前や自分に関係するものの音に、取り分け意識が向きやすいという心理作用があります。

これをカクテルパーティ効果といいます。パーティなどの大勢の人がいるなかでも、誰かが自分の名前を言うと、それははっきり聞き取ることができることから、この名前がついています。

このことから、たくさん名前を呼んでくれるママは、それだけ印象が強くなるので、その後も人間関係を構築しやすくなるのです。ぜひ、心がけてみてくださいね。

自分の情報を先に話してから、質問してくれる

初対面のママとの会話は、お互いに質問することで深まっていきますね。このとき、自分の情報を先に話してから質問してくれるママは、好印象を持たれます。

例えば、以下のような質問の仕方です。

  • 「うちは〇丁目のほうに住んでいるのだけど、どのへんにお住まいですか」
  • 「うちは3年生にお兄ちゃんがいるのだけど、ご兄弟はいますか」
  • 「うちの子はピアノを習っているのだけど、何か習いごとはしていますか」

いかがでしょうか。一方的に「どのへんにお住まい?」と尋ねられるよりも、好印象ですよね。

一方的に尋ねてしまうと、不躾な印象ですし、相手によっては「○丁目です」と、そこで会話が終わってしまう可能性があります。何か尋ねるときには、先に自分の情報を伝えることを心がけてください。

以上、初対面から好印象を持たれるママの特徴についてお伝えしました。ぜひ、実践してみてくださいね。

 接客コンサルタント。ひとり一人の魅力を輝かせる接客マナーの専門家。資生堂ビューティコンサルタント、キッザニア東京スーパーバイザーのキャリアを経て、講師として活動。女性視点の丁寧さあふれる接客術は「すぐに実践できる」と高い評価を得ている。述べ3000人以上の指導経験を持ち、幅広く支持されている。