顔のたるみ対策を習慣化するコツ
子育て中に、これらの顔のたるみ対策を行うためには、習慣化することが必要になりそうです。そこで長坂さんに、習慣化のためのコツを教えていただきました。
長坂「本来、エクササイズは、一日の中で、時間を決めて行うのが効果的ですが、子育て中は子ども中心の時間となるので、なかなかむずかしいですよね。
口を閉じて鼻呼吸をするのは、意識していればどこでもできます。首の筋肉をほぐすことは寝る前にやると、ストレッチのようなかたちでリラックスにもつながります。
フェイスラインのエクササイズは、遊びの一環としてお子さんと一緒に行ってもいいのではないでしょうか。どれも、30秒程度でできるものです。気が付いたら行うのをおすすめします。無理せず、自分のペースで生活の中に取り入れることが大切です」
今回紹介されたことをトライするのにハードルが高い場合は、「背筋を伸ばして、良い姿勢を心がけることを意識することからスタートするのがいい」と長坂さんは話します。
長坂「顔がたるむ大きな原因の一つに『悪い姿勢』を挙げることができます。ですから、普段から家事をしているときや、座っているときなど、常に良い姿勢を心がけるだけでも変わってきますよ。
また、実は一番の顔のたるみ防止は『笑顔』が効果的なんです。ですから、お子さんと一緒に笑顔いっぱい楽しく過ごすことが、一番の顔のたるみ防止法かもしれないですよ」
まだ子どもが小さい時期は、なかなか自分の顔のたるみ対策のことは後回しになりがちですが、子育てしながら姿勢や笑顔を意識するだけで、予防につながるのはありがたいですよね。
ぜひできるところから実践してみましょう!
【取材協力】長坂 靖子さん
日本ウォーキングセラピスト協会代表理事 (社)セカンドキャリアプロジェクト理事
講師歴30年以上。幅広い年齢層の支持を受ける。女性誌、講演会メディア出演、著書多数。
近著「肩甲骨リセットで「背中」と「おしり」が面白いほどやせる!」