2:一緒にお風呂に入るなどスキンシップを増やす
二人目の妊娠中や出産後に上の子が赤ちゃん返りをしてしまう。そんな時は、もしかしたらスキンシップの時間が足りないのかもしれません。
特に、新生児や乳児の世話に追われてしまい、上の子のお風呂はパパが入れている場合、子どもが甘えられる時間が足りないのかもしれません。
一緒にお風呂に入る機会ができたら、子どもが一人で体を洗ったり、髪の毛を洗えるようになっていても、抱っこで洗ってあげましょう。下の子に気を使って甘えられない場合、自然とママと肌を密着させたスキンシップができます。
子どもとお風呂に一緒に入るのも、意外と重労働ですが、「大きくなったね」と一緒に成長も喜んであげれば、自然と赤ちゃん返りもしなくなっていきます。
3:兄弟や姉妹がいる場合は一人っ子デーを作る
もしも、下の子の妊娠や出産がきっかけで、それまでしっかり者だったお兄ちゃんやお姉ちゃんが、赤ちゃん返りをするようになったら、可能だったら上の子がママを独占できる一人っ子デーを作ってあげてください。
もしかしたら、その赤ちゃん返りは「寂しさ」や、「お兄さんやお姉さんでいなければならない」責任感からきているのかもしれません。
ママと二人だけで、近所のファストフードや、公園で遊ぶだけでも、子どもは同じ時間を過ごせることを喜んでくれます。もちろん、育児中のイライラは忘れて楽しい時間を過ごすようにするのを忘れずにいましょう。
4:お手伝いをしてもらって自立心を芽生えさせる
一人っ子の赤ちゃん返りの場合、普段から一緒に過ごす時間は十分なケースもあるかもしれません。それなのに、つい「これは嫌」「やりたくない」と自分で靴を履かなくなったり、本当は歩けるのにベビーカーに乗りたがるような赤ちゃん返りがもしも始まったら、どうすればよいのでしょうか。
赤ちゃん返りは、幼稚園に入園した時や、引っ越しなど環境が変化したときに起こるともいわれています。違う環境へのとまどいから、そのまま小さい子の気分のままでいたいとふるまうのかもしれません。
そんな時は、「あなたはお兄さんなんだよ」、「お姉さんなんだよ」という役割を与えてみてください。
例えば、脱いだ服はちゃんと洗濯カゴに持っていく。洋服をたたんでしまう。明日の保育園や幼稚園の準備をしてみる。
いきなり、料理や洗い物を手伝ってもらうというような特別なことではなくて大丈夫です。日常生活で、毎日自分でできるようになってほしい、些細なことで大丈夫です。
「自分のことは自分でできる」自負が芽生えて、自信となれば赤ちゃん返りもしなくなっていくはずです。
赤ちゃん返りとは、子どもが甘えたいとい気持ちの裏返しとも言えます。いつもきちんと子どもと向き合っていると思っていても、なかなかゆっくりとした時間は取れていないかもしれません。
もしも子どもが赤ちゃん返りをしてしまったら、今まで以上に子どもとの時間を大事にするようにしてみてください。