続いては、本人たち曰く“Block Bの正式なユニット”ビボム、ユグォン、ピオからなるBASTARZが登場。ハードな楽曲と男らしさを全面に押し出した『Make It Rain』、男の色気を感じさせる楽曲でピオが作詞作曲した『チャーリー・チャップリン (Japanese Version)』、同じくピオが作詞作曲した大人の余裕も感じさせる『That's Right』まで、2015年の活動スタート後に発売した2枚のミニアルバムからBASTARZの人気曲を披露した。
「次がBASTARZラストの曲です」と伝えると会場からは、「イヤだ!」というブーイング。その声にユグォンは、「嬉しい! 最高」とキラースマイルを見せた。ラストのBASTARZのデビュー曲『品行Zero(Japanese Version)』で会場の熱気は最高潮に。男らしさ全開のBASTARZ色に染まったあとは、ビボムが1人残り、自身で初めて作詞作曲したという『YOU』をフィーチャリングにピオを迎え披露。穏やかで優しいビボムの雰囲気にマッチした楽曲で、今後の制作者としての活動にも期待させた。
そして、Block Bの日本語担当でもあるユグォンのソロステージへ。初主演映画『Qちゃん』の主題歌でユグォンが作詞作曲したミディアムバラード『痛くない』を披露し、「BASTARZのハードなステージのすぐ後のソロステージだから大変なんですよ……(苦笑)」と不満も漏らしながらも、さらに上達した日本語を駆使し会場を盛り上げる。ユグォンのソロ2曲目は映画『君の名は。』主題歌の『前前前世』。ハードで歌うのが難しいと言われるザ・Jロックの大ヒット曲で甘い声を封印。ヘッドバンギングをしながらシャウトするように歌い上げ、まるでロックフェス出演者のようなパワーあふれるステージをみせてくれた。