――小学校や保育園など密が避けられない時もありますが、感染しないようにどのように気を付ければよいでしょうか?
確かに、子どもたちの間では、公園遊びや運動など、密になる状態があり、感染のリスクが上がります。
でも、距離が密じゃなければ、基本的には大丈夫。近い距離で喋ったりするのは、避けるようにしてください。野外など換気が良い場合は、そこまで顔近づけなければ大丈夫です。
保育園や小学校は、集団生活なので、いつもと様子が違うようだったら、休ませてしまってもいいです。休んだ方が子どものためです。
集団生活では、熱が出ている時は、ウィルスが出ている。周りの子に移してしまう可能性がある。発熱前の、いつもと何か違う状態をキャッチしてください。
――体温計を上手に測るにはどうすればよいのでしょうか。子どもは測り方によって、体温のばらつきが出ることもあります。体温計の選び方や、起きてすぐ測ってもよいのかなど、正確な体温を測るコツはあるのでしょうか。
基本的には耳の体温計は難しいです。わきの下に挟むのがいい。測る時間が短いものできちんと奥に挟んで測ります。幼児期は、ママがわきの下に挟んであげてください。
子どもは、起きてすぐだと体温が高い。起きてしばらくして、暴れまわっちゃうと体温上がっちゃうと思うのですが、少し経ってから測るのでもいいです。
――毎日、検温をすることで子どもが意外にも低体温だと気づくママもいるようです。
低体温は自律神経のバランスが崩れている状態。疲れがたまったりすると、免疫力が低くなってしまう。体温の目安は6度5分。食事、睡眠、運動を見直す。
学校などの共同生活で無理している部分がないかな、精神的に疲れていたり、リラックスする時間があるかどうか。そこが大事なので気にかけてみてください。
最近は、共働きなど忙しいご家庭が多いので、パパやママと触れ合う時間がきちんと取れているのか心配です。
子どもは、親と触れ合う時間で、リカバリーしているんです。特に、保育園や学童などで長時間の集団生活をしている子はその傾向が強いです。リカバリーできるような、時間があるかどうか。そういうところを大事にしてほしい。
このように、医師に直接、不安に感じていることや悩みを相談できるアプリが「LEBER」です。医師が開発した医療相談アプリです。
チャットボットが自動で問診をし、最速1分で医師からのアドバイスが貰えます。夜間で診療時間が終了している場合なども、24時間365日利用可能なので、かかりつけ医の感覚で利用ができます。
眞々田先生も、「LEBERの相談を見ていて思うのはちょっとした変化でも、すごくみなさん心配されているのだなと感じている。アプリを使うことで、医師に相談ができて、アドバイスを聞くことで、受診をしないで済むことから、家族への負担が少なくなっていると感じました」と語っていました。
皆様も、コロナ禍が続く中、不安な症状がありましたら、ぜひ、利用してみてください。
【取材協力】
・「LEBER」
・クローバーこどもクリニック
監修:眞々田容子先生
クローバーこどもクリニック院長。信州大学医学部卒。自身も子育てを経験しているママドクター。子どもに寄り添った医療を心がけている。