2020年は、自分の人生史上、最も太ってしまったという方は少なくないはず!
その原因は、やっぱり新型コロナウイルスによる生活の一変ではないでしょうか。
4人に1人がコロナ太り!!
2020年7月に、味の素株式会社にて新たな取組みとして発足した“スマ塩プロジェクト”始動にあたり、全国1000名を対象に行われた「みんなの減塩調査2020」では、外出自粛期間中に体重が増えたと回答した人は26.2%、その体重増加は、なんと平均3.7㎏!
外出自粛期間中は、おうちごはん率が75.1%に増えているというのに、4人に1人がコロナ太りをしているということが判明したのです。
ちなみに正月太りの体重増加平均が1.6㎏(※「正月太りによる調査」ウェザーニュース調べより引用)という調査結果と比較すると、2倍以上!
お正月にありがちな、食べて寝てを無限ループのように繰り返す生活ではなかった、外出自粛期間のはずなのに、なぜこんなにも太ってしまったのでしょう?
外出自粛期間中、何食べた?
外食の機会が減ってしまった、外出自粛期間中。3食きっちり毎日自炊をしたという家庭はどれだけいるでしょうか?
外出自粛期間といっても、仕事がなくなるわけでもありませんし、家事育児だって通常モード。むしろ忙しくなったママがほとんどでしょう。
そんな忙しさの負担を減らすべく、利用機会が自然と増えるのが、テイクアウトやインスタント、レトルトじゃありませんか?
そうそうこれら、よくよく考えてみると、デブまっしぐらの条件が整ったものばかりではないでしょうか?
外出自粛期間に最も食べたものを聞いたところ、第一位は「ラーメン」、次いで「カレー」「パスタ」が、ぶっちぎりの独占状態。
確かに外出自粛期間中のスーパーは、これらの食品がすべて品薄だったことは記憶に残っていますよね。
デブまっしぐらの3高メニューは、特にこれが高い!
ラーメン、カレー、パスタ。これらのメニューは一般的に糖質、脂質が高いとされていますが、意外と忘れてならないのが“塩分”!
- ラーメンには平均5.6gの塩分
- パスタには平均3.6gの塩分
- カレーには平均3.0gの塩分
なんとこれら1品食しただけで、一日の塩分目標摂取量の半分前後に達する可能性が高いほど、塩分が高いメニューなんです。
「今後減塩に取り組みたい」と回答した人は7割以上もいるのに、塩分摂取量基準を把握して守れている人は、わずが5.2%が現実。
いざダイエットをしようとなったとき、多くの方は食事に気をつけているでしょうが、「野菜を多く食べる」「炭水化物を減らす」「油ものを控える」「お菓子を食べない」といういわばダイエット定番プロジェクトの中で、見落としてしまうのが減塩なんですね。