最近“変化”を感じたこと

ーー今回演じる吉田くんは、ちょっとネガティブな学校に積極的にこない男子ですが、演じる上で難しいことはあったのでしょうか? また自身との共通点はあったのでしょうか?

「僕自身、高校生の時はあまり外に出て騒いだりするタイプではなかったですし、ものすごく真面目に勉強に取り組むタイプでもなかったので、インドア派の吉田くんの気持ちはわかります。

あと、好きなことを突き詰めるところは共通点かもしれません。僕自身は今、役者という仕事に一直線です」

ーー『刀剣乱舞』の舞台で”生モノ”の体験をし、前クールで放送をしていた『サクセス荘2』ではテレビドラマにも関わらずアドリブの応戦でほぼ1発撮りという、緊張感溢れる作品の中でも小西さんの存在感が際立っていたように思います。

役者として力量を問われる作品に関わってきて、自分自身変化を感じたことはありますか?

「『刀剣乱舞』と『サクセス荘2』は本当に先輩方に沢山刺激を頂けました。先輩方の演技の”瞬発力”は学ばせていただきました。

2つの作品を通して一番強く心に刻まれたのは、どんな仕事もとにかく丁寧な準備が大切だということ。

事前に脚本をしっかり読むのは当たり前ですが、本に書かれていないキャラクターの抱えている背景とかを想像することも大事だと気がつきました。

あとは、他の方のお芝居を見て学ぶことの大切さも身に染みました」

好きなどんぶりは?

ーーまさに”好きなものに一直線”な小西さんらしさが伝わってきますね。ちなみにドラマにかけて”好きなどんぶり”はあるのでしょうか?

「高校生の時に、ほぼ毎日食べたと言っても過言ではない”唐揚げ丼”が大好きです。

お米の上にタレのかかったキャベツが敷いてあって、その上に揚げたてのから揚げが大量に載ってるんです。

もうめちゃくちゃ美味しかったです。ものすごいボリューミーなんですけど、ぺろりと食べてましたね。また学校に唐揚げ丼だけ食べに行きたいです(笑)」

ーードラマの中では委員長に作ってばかりだと思うので、いつかはドラマの中で大好きな唐揚げ丼を作ってもらえたらいいですね(笑)。

「そうですね、唐揚げ丼作って欲しいですね……。いや、でも、まずは委員長に喜んでもらえるどんぶりを作ります!唐揚げ丼はいつか誰かに作ってもらえたらうれしいかな。

ご飯を作ってもらえたら、それだけでグッときますね。欲をいえば僕はカレーも好きなので、カレーを作ってもらえたらなおうれしいです!」

© 「どんぶり委員長」製作委員会 2020

真夜中ドラマ『どんぶり委員長』

BSテレ東(BS7ch):毎週土曜深夜0:00~0:30放送
テレビ大阪:毎週土曜深夜0:56~1:26放送
NTTぷらら「ひかりTV」で1週間先行配信
出演:伊原六花、小西詠斗、前田航基、伊藤理々杏(乃木坂46)、大関れいか、安藤ニコ、赤澤巴菜乃、沖門和玖、鈴木拓(ドランクドラゴン)、宮崎美子ほか
原作:市川ヒロシ『どんぶり委員長』(双葉社アクションコミックス)Twitter