異なる素材や味わいを組み合わせることで、これまでにないオリジナリティを生み出す、創造性にあふれたゴントランさんのパン作り。まさに<マリアージュ>という言葉がピッタリなパンの数々をゆっくり味わえる店内にも、彼のこだわりが随所にちりばめられています。
 

 

「店内のカラフルな色使いですとか、自分の好きな選曲の音楽をかけたりと、パリの店と同じように自分の理想に近い形になっていると思います。たくさんの量のパンを、パリと同じクオリティを保ちながら作るのは難しいですが、スタッフとお互いコントロールしながら、質のいいサービスを提供していきたいですね。

一緒に働いている日本のスタッフは、柔軟性があって、吸収と理解力が早い。いっしょに仕事をしていてすごく心地よいし、誠実さやスキルの高さに驚いています。これからもお互いに成長しながら、クラシックなパン屋さんにはない、モダンな新しいスタイルを提案していければと思っています」

緑のバンズ(\80) 拡大画像表示

 

とても思慮深く、ひとつの質問にとても丁寧に答えてくださるゴントランさん。その真摯な姿勢に感激しつつ……正直あまりのイケメンさに震えました(本当に体がプルプル震えたんです!)よくドラマや少女漫画で「瞳に吸い込まれそう……」とか言いますが、取材中あの気持ちがはじめて理解できた気がします。

インタビュー中、ふとテーブルに置かれた彼の手を見ると、皮が厚い、無骨な職人の手をしていました。どんな時でも、新しいアイデアが湧き出て止まらないというゴントランさん。これからこの手で、どんな新しいマリアージュが生み出されるのか、期待せずにはいられません。

バンズのサンドイッチ(各\480) 拡大画像表示
ピサラディエール(\450) 拡大画像表示

   

 

取材を終えたウレぴあ総研一行は、我慢できず昼食用にパンを購入。自分は、ぜいたくなバターの風味とパリサクな生地がたまらない「クロワッサン(\180)」、真っ黒なイカスミバゲットが生み出す未体験のマリアージュが楽しい「イカスミバゲット サーモンとしそ(\480)」、濃密ながらさわやかな甘さの「クイニーアマン(\230)」を購入。うがあああ、めちゃめちゃうまい! このお値段でこのおいしさはコスパ良すぎです。通っちゃいそうな予感……。

渋谷ヒカリエができたことで、新たな表情を見せつつある渋谷の街に現れた「ゴントラン シェリエ 東京」。パン好きはもちろん、渋谷の新たなグルメスポットとして、ぜひぜひ注目してみてください。


ゴントラン シェリエ 東京
住所/東京都渋谷区渋谷1-14-11 BC SALON 1-2F
営業時間/
1階 ブーランジェリー&カフェ 7:30~21:00
2階 ブレッド&ワイン カフェテリア 11:00~23:00
問い合わせ/
Tel: 1階 03(6418)9581 2階 03(6418)9582
HP: https://gontran-cherrier.jp/

 

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